【コラム】A・アーンストが“ストップ・ザ・韓国” 日本勢も発奮を!

ParOn.(パーオン) / 2014年9月5日 14時42分

ツアー初優勝を果たし、祝福のシャワーを浴びるオースティン・アーンスト 写真・Getty Images

 3週連続優勝と破竹の勢いの韓国勢を止めた米国選手はこの人、ツアー2年目のオースティン・アーンスト、22歳。アーンストは金寅敬(キム・インキョン)(韓国)をプレーオフ1ホール目で下してツアー初優勝を飾った。

 サウスカロライナ州出身のアーンスト。父のマークはPGAのクラブプロで、6歳でゴルフを始めて、兄のドリューとともに、トップジュニアとして活躍したゴルフ一家で育った。

 名門ルイジアナ州立大学に進み、2011年にはNCAAの個人戦で優勝し、その名前を全米で知られることに。大学2年を終えるとプロ転向、最終予選会からツアーカードを獲得し、昨年からLPGAツアーでプレーしている。

 今季は米国勢の活躍が目立つ中、8月は韓国勢が突如発奮。メイヤーLPGAクラシックでルーキーのミリム・リーが勝利すると、ウェグマンズLPGA選手権は朴仁妃、前週のカナディアン・パシフィック女子オープンも柳簫然(ユ・ソヨン)と、あっという間に3大会を韓国勢が勝利。

 初日から金寅敬が好調で4週連続かと思われたが、アーンストがプレーオフで“ストップ・ザ・韓国”に一役買った。

 こうしてどんどん新鋭が登場する中、残念ながら我らが日本勢は低迷したシーズンが続いている。特に米ツアー9年目の宮里藍はパットの不振から2年間未勝利。野村敏京が現在賞金ランキング31位と踏ん張っているが、一昨年にツアー初勝利を挙げた宮里美香も、ツアー2年目の有村智恵、上原彩子もそろって勢いがない。

 出場人数が少なくなる秋のアジアシリーズに参戦するためには、次週の今季メジャー最終戦、エビアン選手権(9月11日開幕)と、翌週のヨコハマタイヤで追い上げることが必須。

 エビアン選手権は、メジャーになる前だが宮里藍が過去に2勝、宮里美香も昨年は最終日最終組で優勝争いを演じた相性の良い大会でもある。「ストップ・ザ・米国&韓国」に日本勢の発奮に期待したい。

文・武川玲子

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