勝みなみ リベンジはアジア大会で果たす

ParOn.(パーオン) / 2014年9月6日 19時40分

チーム戦独特の雰囲気に結果を出せず涙をこらえる勝みなみ 世界アマチュアゴルフチーム選手権(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

世界アマチュアゴルフチーム選手権(9月3~6日、長野県・軽井沢72ゴルフ東・入山C、押立C)

 出だしの1番でアクシデントに見舞われた勝みなみ。結局このアクシデントが響き、猛チャージはならなかった。

 今大会からセルフプレーとなり、距離測定器の使用が可能となったこともあり、各選手が自らレーザー式測定器で距離を測ってプレーしたが、勝もこの測定器を持ち込んでのプレーとなった。

 1番のパー5。フェアウエーからの3打目を放つ際、距離を測定した勝は123ヤードと表示された数字に驚いた。実際は100ヤードほどしかないと思ったからだ。しかし、プロのトーナメント並みの大ギャラリーを引き連れ、見えないプレッシャーとの戦いとなっていた勝は、冷静さを失い判断力も鈍った。そのまま123ヤードの番手を持ったが、当然グリーンを大きくオーバー。結局このホールでボギーをたたくと、その後も立て直すキッカケを掴めず、2バーディ、5ボギー、大事な最終日を3オーバーで終え、涙をのんだ。

「チーム戦は自分の一打で迷惑をかけることもあります。個人戦で戦うのとこんなにも違って、気持ちが変わるんだと思いました……。1番のミスで落ちて行ったのはメンタルが弱いからだと思います」

 これまでもチーム戦の経験はあるが、世界最高峰のアマチュア大会のプレッシャーは思っていたより大きかった。持ち前の攻めのゴルフも影を潜め、ホールアウト後はしばらくクラブハウスに引き上げ、呆然とした。

 逆転優勝を目指しながら8位タイに終わった日本チーム。スーパーアマチュアと呼ばれる勝でさえその雰囲気にのまれてしまった。しかし、まだ高校1年生の勝。ここでの経験は必ず将来に生きる。

「本当に悔しい思いをしたので、この悔しさは次の大会につながります。とどまることなく成長して、今のチームで結果を残したいです。今日悪かったところを修正して、アジア大会では悔しい思いをしないように、悔いの残らないようにしたいです」

 19日に開幕するアジア大会でのリベンジを誓った勝。さらなる成長のために、今回の大会を無駄にはしない。

※敬称略

文・高桑均

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