岩田寛、優勝争いに絡んだときは経過よりも結果優先で

ParOn.(パーオン) / 2014年9月6日 20時1分

粘りのゴルフに満足の笑顔を見せる岩田寛 フジサンケイクラシック(2014)(3日目) 写真・村上航

フジサンケイクラシック(9月4~7日、山梨県・富士桜CC、7437ヤード、パー71)

 70で回り、通算5アンダーでホールアウトした岩田寛が、珍しくにこやかな表情を見せた。首位と4打差の5位タイから2打差の3位タイでフィニッシュしたからではない。ボギーやダブルボギーをたたいても、そのままズルズルと崩れることがなかったからだ。

「10番パー4でこの日最初のボギーを打ちましたが、続く11番パー4でしっかりとバーディを取ることができました。初日も2日目もボギーをたたいたホールだったんですけどね」

 14番パー4でダブルボギーをたたいた後も、17番パー5でバーディを奪っている。今までだったら、勝負どころでボギーやダブルボギーをたたくと、下位に沈むことが少なくなかった。しかも、今回は神経の使い方が尋常ではないというコースが舞台である。どちらかといえば、ミスをするとキレやすい性格だったが、しっかりと我慢できたことに、自分の成長を感じとったのかもしれない。

「ゴルフ自体は昨日よりいいですね。ただ、スコアはよくありませんが」

 といいながら、笑みを浮かべた岩田。目先のスコアよりも自分が目指すゴルフをつくり上げることを重視しているように感じるが、さすがに優勝争いに加わったときは、スコア重視だという。

「極端にいえば、ゴルフの形なんてどうでもいいんですよ。最後にほかの人たちよりも1打上回っていればいいんです」

 最終日は、今まで見たことないようなアグッレシブなプレーを見せてくれるかもしれない。

文・山西英希

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