穴井詩 飛ばし屋だけどフェアウエーキープ率アップ!

ParOn.(パーオン) / 2014年9月11日 19時4分

フェアウエーキープ率アップで飛んで曲がらない選手へと変化した穴井詩 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(9月11~14日、兵庫県・美奈木GC、6645ヤード、パー72)

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(9月11~14日、兵庫県・美奈木GC、6645ヤード、パー72)

 午前スタート組で注目のペアリングが、比嘉真美子、穴井詩、山城奈々の“飛ばし屋トリオ”。毎年、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで計測されるドライビングディスタンスランキングで、比嘉は4日間平均263.4ヤードで1位、穴井は260.8ヤードで3位、山城は予選落ちしたため2日間の平均だが262.0ヤードを記録している。

 そんな飛ばし屋3人の中で初日、2アンダー2位タイグループにつけたのは穴井詩。

「どんなバーディだったか覚えていない」

 というが、6、10、11、15番の4ホールでバーディを奪取した。

 昨年までの穴井は“飛ぶけど曲がる”ゴルフで、安定性としてはもう一つ足りないものがあった。2013年のパーオン率は69.5322で12位だったが、今季はここまで72.2222で3位タイにつけている。もちろんパー4ホールでティショットをラフに打っても2打目でグリーンに乗せればパーオンだが、単純にショットの正確性が上がったといえるだろう。

「今年はフェアウエーキープ率が昨年より上がっています。昨年までほど思い切り振らないようにしているのもあります。ホールによっても違いますが、ティグラウンドに立った時の安心感はだいぶ違います」

 と“飛んで曲がらない”選手に変化を遂げているところだ。

「前半はまだ目が覚めていないうちに終わってしまった感じですが、午後はティショットがフェアウエーにいってパーオンできたのでバーディが取れました」

 メジャーのセッティングとあってフェアウエー幅は狭く絞ってあるが、今の穴井には怖くはない。今日はパー4、パー5ホールではすべてティショットでドライバーを使用した。

「3番ウッドで打って曲がってもかえって大変ですから。ドライバーを使ってラフに行ってしまってもウェッジで打てれば大丈夫かと」

 今大会、穴井のキャディを務めているのは、コーチの石井雄二氏。アース・モンダミンカップ以来のタッグとなるが、この“全ホールドライバー”策は、練習ラウンドでコーチと話し合って決めたという。ラウンド中はコースマネジメントについて相談できる強い味方だ。

 そして、今日の穴井の好スコアをサポートしたもう一つの存在が、二人の“飛ばし屋”同伴プレーヤーだ。“負けずにもっと飛ばしたい”というライバル心が出るのでは? と聞くと、

「そんなことはないですよ。すごく楽しいんです。だいたい同じような場所にボールが並ぶので、次はどんな番手で打つのかなど、参考になりますし。明日からも、1つや2つのボギーは出るものとして焦らず、あと3日プレーしたいです」

 明日もスタート時刻は違っても同じペアリングになる。コーチキャディと“飛ばし屋トリオ”の仲間を、再びアドバンテージとできるだろうか。

文・武井真子

ParOn.(パーオン)

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