石川遼、ゴルフで証明する23歳としての成長具合

ParOn.(パーオン) / 2014年9月17日 19時22分

この日23歳の誕生日を迎え、キャビンアテンダントからお祝いされた石川遼 ANAオープン(2014)(事前情報) 写真・鈴木祥

ANAオープン(9月18~21日、北海道・札幌GC輪厚C、7063ヤード、パー72)

 恒例となった石川遼のバースデーセレモニー。さすがに23歳を迎えた今年は、バースデーケーキに刺さったロウソクの炎を吹き消すことはせず、キャビンアテンダントからの花束贈呈という、少し大人の対応を見せていた。

「10代のころは前年よりも大人になったと思いましたけど、22歳から23歳ではあまり変わっていないように感じます」

 という石川。もちろん、自分では感じていないだけで、技術的にも、精神的にも大きく変わっている。その一つが、今季PGAツアーのフェデックスランキングで72位になったことだ。昨年は141位だっただけに、大きな成長である。その理由を本人は次のように語る。

「コースに対して、昨年は苦手だから成績が悪くても仕方がないと思っていましたが、今年は攻略しようという意識に変えました。その結果、どのコースにも対応できるようになり、苦手コースでも予選を通過し、ポイントを稼げたと思います」

 当然、その考え方は国内ツアーにも適応する。今大会の開催コースである札幌GC輪厚Cとは、特別に相性がいいわけではないが、逆に攻略しがいがあると考えるようにした。そのため、ドライバーショットでドローもフェードも打てるようにした。

「右ドッグレッグホールの5番パー5は、右の林が近く、ドローヒッターには難しいホールです。右サイドを気にすると、どうしてもフェアウエーを突き抜けて左ラフにいき、2オンを狙えませんでした。しかし、フェードで攻めた今日は、5番アイアンで2オンを狙えたんです」

 考え方だけではなく、ドローとフェードを打ち分ける技術が備わったからこその2オンだが、これもこの1年間での大きな成長だといえる。

「それぐらいできないと世界では通用しませんから」

 という石川。まずは初日、ひと回りもふた回りも大きくなった自分をコースが受け入れてくれるかどうかを確認するつもりだ。

文・山西英希

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