石川遼「フェアウエーに半分以上いけば優勝争いできる」

ParOn.(パーオン) / 2014年9月21日 19時18分

米ツアー優勝のため、今はドライバーの精度を高めることに集中する石川遼 ANAオープン(2014)(最終日) 写真・鈴木祥

ANAオープン(9月18~21日、北海道・札幌GC輪厚C、7063ヤード、パー72)

 米ツアーを終えホストプロとしてANAオープンに出場した石川遼は、最終ラウンドで6バーディ、2ボギーの68と4つスコアを伸ばして、通算10アンダー、15位タイで終えた。

 1番、2番ともにティショットを左に曲げてラフに入れたが、2打目以降でしのいでパーセーブすると、3番(パー3)では4メートルを沈めてバーディ先行。その後は徐々にショットの状態がよくなっていった。

 17番(パー5)は途中から左ドッグレッグする名物ホール。ドライバーでフェアウエーをとらえると、林越えの残り276ヤードを4番ウッドで2オンに成功と、いいショットを連発してイーグル逃しのバーディを奪った。

「ドライバーショットの右へのミスがなくなってきています。体が左にスライドしすぎて軸がブレているのが原因で、最後(18番)は右のミスが出てしまいましたが、日を追うごとにいいスイングの回数が増えて、今日は、半分はできました」

 米ツアーのプレーオフ初戦のザ・バークレーズからドライバーショットの不振が始まり、1ラウンドで1回も満足するスイングはできなかったが、最終日には半分にまで増えた。

「試合というのは最高級の練習の場だと思います。自分が決めたことをやり続けることが大事です。先を見据えて常に考えないといけないんです」

 試合はホールの状況などにより練習場とは大きく環境が変わる。試合の中で、成功体験を積み重ねることで、本当のスイングが身についてくる。練習では身についているものを試合で発揮するための手応えを得られた。

「半分以上フェアウエーをとらえれば優勝争いできると思いますし、アメリカでも60~65パーセントフェアウエーにいけば優勝争いできるのかなと思います。今はアイアンとパッティングでゴルフを作っていますが、そこにドライバーがついてくれば、楽しみです」

 主戦場とする米ツアーで優勝するために、ドライバーショットの精度を高める追求は続ける。

 10月には米ツアーの新シーズンが開幕する。次週の日本ツアー、アジアパシフィックダイヤモンドカップにも出場を予定しており、渡米前最後の試合となる。今大会のフェアウエーキープ率は41.07パーセントと半分以下。予選通過した65人中60位だった。次週、スイングの自信をさらに高めれば、優勝という文字も見えてくる。

文・小高拓

ParOn.(パーオン)

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