渡邉彩香、2度目の奇跡は起きず悔しい敗戦

ParOn.(パーオン) / 2014年9月28日 19時18分

最後の追い上げも1打足らず、悔しい2位に終わった渡邉彩香 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(2014)(最終日) 写真・村上航

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(9月26~28日、宮城県・利府GC、6499ヤード、パー72)

 最終ホールでのイーグルはならず、悔しい敗戦となってしまったのが、今年3月のアクサアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIの最終ホールでチップインイーグルを決めてツアー初優勝を挙げた渡邉彩香だ。

 出だしの1番でボギースタート。その後も苦しいパーを重ねて9番ではピン手前からの絶好のバーディチャンスを決めきれずハーフターン。それでも10番でチップインバーディを奪い、2勝目に向けひた走るはずだったが、落とし穴が待っていた。11番から3連続ボギーを喫し優勝争いから脱落してしまった。

「とにかくパー5でスコアを伸ばすという気持ちが強く出てしまって、100ヤード以内のショットの距離感が全然ダメでした。最後はなんとかバーディを取って、今日イーブンパーにできてよかったですが……」

 3連続ボギーの後の14番ではバーディ。15番ではボギー。16番からは逆に3連続バーディ。後半のハーフはパーなしの出入りの激しいゴルフとなったが裏を返せば、一度は脱落してしまった優勝争いに再び戻るという強い攻めのゴルフがそうさせた。18番パー5では、思い切り振り抜いたドライバーがフェアウエーの遥か先をとらえ、イーグルを奪えば先にホールアウトした酒井美紀に並んでプレーオフに持ち込めるところまで追い上げた。無情にもセカンドはグリーン奥のバンカーにこぼれチップインイーグルもならず。バーディとしたものの1打足りずに涙をのんだ。

「悔しいです。すごくいい感じにはなってきていると思います。後半戦は好きなコースが続くので、必ず優勝します」

 昨シーズン、QTランキングで初のシーズンフル参戦で今季のシードを勝ち取った。10月以降は、プレッシャーのかかる中、富士通レディースの2位、森永製菓ウィダーレディスで4位タイ、伊藤園レディスで7位タイと、怒涛の追い上げでシード入りを決めている。

 ホールアウト後は、必死に涙をこらえながら取材に応じた。初優勝、海外メジャーも経験して一回り大きくなった渡邉。悔しさをバネにツアー2勝目を飾る日は近い。

文・高桑均

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