鈴木愛が今季メジャー2勝目の快挙へ王手!

ParOn.(パーオン) / 2014年10月4日 19時43分

多くの記録がかかるメジャー2連勝に王手をかけた鈴木愛 日本女子オープン(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

日本女子オープン(10月2~5日、滋賀県・琵琶湖CC栗東・三上C、6522ヤード、パー72)

 日本プロゴルフ選手権を制した鈴木愛が、メジャー2連勝に王手をかけた。

 その表情は終始、自信に満ち溢れていた。トップと1打差の5アンダーからスタートした鈴木は、出だしから耐えるゴルフが続き、8番(パー4)をボギーとして、スコアを伸ばせないまま前半を折り返した。

「前半はいいショットをしてもミドル、ロングのパットの場面が多くてバーディを取れる状況ではありませんでした。それでも勢いに乗っていければなんとかなると思っていました」

 それでもアイアンの調子がよかったという鈴木は、後半から一気に爆発した。

 11番(パー4)でバーディを奪取すると、14番(パー4)は1メートル、15番(パー4)は8メートル、16番(パー5)で1メートルのバーディパットを沈めて圧巻の3連続バーディ。その後、17番(パー3)をボギーとしたが、

「18番(パー4)で絶対にバーディを取ろうと思っていました」

 という鈴木。

 ピンまで126ヤードの2打目をピッチングウェッジで2メートルに寄せて、きっちりバーディで締めくくると気合いの入ったガッツポーズが自然と出た。

 日本女子プロゴルフ選手権でプロ初優勝を遂げた鈴木がもしも、今大会で優勝すれば、公式戦2勝達成時の最年少記録(20歳149日)となる(現在の最年少記録は宮里藍の21歳83日)。さらに、同一年に日本女子プロゴルフ選手権と日本女子オープンを制したのは1977年の樋口久子を最後に、達成した者がおらず、37年ぶりの快挙となる。しかも同一年の公式戦2勝で5年シードも手に入る。

 様々な記録と快挙達成がかかる鈴木にとって、明日の最終日はかなりプレッシャーがあるに違いない。それでも、

「明日の朝はちゃんとご飯は食べられそうです(笑)」

 と特別な緊張感や重圧はないようだが、ここで優勝を手にするかどうかで、鈴木のゴルフ人生も大きく変わってくるだろう。

「優勝は意識せず、自然体で楽しく回りたい」

 と語る鈴木に勝利の女神はほほ笑むか。

文・キム ミョンウ

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