尾崎直道 新生マムシのジョーの真骨頂発揮V

ParOn.(パーオン) / 2014年10月12日 18時54分

レギュラーツアーでも優勝争いをしたいと力強く話す尾崎直道 日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ(2014)(最終日) 写真・鈴木健夫

日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ(10月9日~12日、茨城県・サミットGC、6561ヤード、パー72)

 マムシのジョーを存分に発揮した最終日だった。

「18ホールでボギーになるところを、よくパーで耐えられたと自分で思うよ。それが、最終組で一緒に戦う室田(淳)さんや(渡辺)司ちゃんも嫌がったんじゃないかな。とにかく、最後まであきらめずにやろうと頑張りましたよ」

 トップに1打差で迎えた18番。ピン右1メートルにつけて首位をとらえると、最終日最終組で戦った室田と渡辺とそのままプレーオフへ。ここからが、マムシのジョーの真骨頂だった。プレーオフ2ホール目、外せば脱落のピン上5メートルのバーディパットをねじ込んで食らいつくと、3ホール目もバンカーからピン下1.5メートルにつけてバーディ。渡辺と二人になった4ホール目では、183ヤードを6番アイアンで2オン。2パットのバーディで、2012年のコマツオープン以来、日本シニアツアー通算3勝目を飾った。

「トーナメントで優勝争いをする。この人生があらためていいなぁと思ったね。ボクは勝たないと自信がつかないタイプだから、この優勝で頑張れるし、12年以来のシニアツアー賞金王を目指したいね」

 実は、昨年は燃え尽き症候群だったという尾崎。

「レギュラー行っても予選通過できないし、もういいかなぁ、無理だなぁという気持ちが出てきました」

 しかし、そんな昨年を振り返って、『つまらない1年だった』と思い『走り続けないといけない』という結論に達したという。

「今年になって『もう一度頑張りたい』という気持ちを出していましたね。『ヤル気がボクにも残っている』と喜んでもいました。今回のプレーを見て、私もレギュラー時代のプレーぶりのように見えました」(世志江夫人)

 秋の陣も、どんどんレギュラーツアーに参戦予定だ。

「若い子と一緒の場でプレーをすることは好きだから、まだまだやりますよ。レギュラーツアーで優勝争いをしたら、死んでもいいくらいの気持ちでやります!」

 賞金ランキングは、1位の奥田靖己に僅差の3位に浮上。2年ぶりVは、今年の目標に掲げている“シニアツアー賞金王復活”に大きく近づいただけでなく、レギュラーツアーでの活躍の大きな糧になった。

文・井上兼行

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