大山志保が大会初の完全V「目標はリオ五輪出場」

ParOn.(パーオン) / 2014年10月26日 18時35分

リオ五輪を目標に闘争心を持って突き進む大山志保 マスターズGCレディース(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

マスターズGCレディース(10月23~26日、兵庫県・マスターズGC、6445ヤード、パー72)

 大山志保が初日からトップの座を守り、大会初となる完全優勝を成し遂げた。これで2008年、11年大会に続き3度目の制覇で、今季2勝目、ツアー通算15勝目を挙げた。

「昨日、この大会で完全優勝した選手がいないと聞いていたので、緊張していました。でも、それをプラスにとらえ、自分への挑戦と思って今日、一日、プレーしていました」

 新たな記録に挑戦すると自分を奮い立たせ、挑んだ最終日。

 スタートホールの1番(パー5)から幸先よくバーディを奪取。だが、その後2、3番で連続ボギーと悪い流れが大山を襲った。

「どうにか耐えて、6番(パー4)でバーディを取りましたが、救われたのは9番(パー4)の4メートルのパーパット。あれを入れて流れが変わりました」

 このパットを沈めた大山の手には、気合いの入ったガッツポーズが飛び出した。それから10番(パー4)、11番(パー4)と14番(パー3)、15番(パー5)を連続バーディとしてスコアを伸ばした。

 通算19アンダーでの完全優勝に自信をつけた大山。これからの目標を聞かれると真っ先にこう答える。

「2016年のリオデジャネイロ五輪に出場すること」

 さらに、自身の強さの秘訣ついて問われると、

「闘争心と目標に向かって何をすべきか考えて、突き進むことですかね」

 と迷いなく答える。

 今でも新たな目標を見つけ、まい進する大山の姿からは、学ぶべきものがたくさんある。それこそ、プロになったときからブレることのない軸と芯が、この37歳のプロゴルファーにはある。

 そして、五輪を目指すと断言するだけあって、五輪競技のフィギュアスケートで浅田真央や荒川静香の滑りを見ながら、こんなことも考えている。

「優雅で綺麗で魅力的だなと思うんです。私の魅力ってなんだろうなって……」

 そう言って、少し考えると大山はこう答えるのだった。

「大山志保といえば、“気持ちのあるプレー”、“ガッツのあるプレー”ですよ」

 すると記者席からは、

「いや、大山志保さんといえば、“ガッツポーズ”じゃないですか」

 と言われ、笑っていたが、ガッツポーズは闘争心や心の強さから自然と現れるものではないだろうか。それこそ、大山の魅力に一つであることに間違いない。

 残り5試合を残し、どれだけ勝利を手にできるかわからないが、成長を続ける37歳の未来に、まだ道は開けている。

文・キム ミョンウ

ParOn.(パーオン)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング