米ツアーメンバーの上原彩子、来季へ向けて大事な戦い

ParOn.(パーオン) / 2014年11月4日 19時39分

選手に配られるクラブ拭きのタオルには日米の国旗をあしらっている上原彩子 ミズノクラシック(2014)(事前情報) 写真・鈴木祥

ミズノクラシック(11月7~9日、三重県・近鉄賢島CC、6506ヤード、パー72)

 米女子ツアー参戦2年目で、来季のシード権を確定させている上原彩子が、今週開催されるミズノクラシックに、米ツアーのメンバーとして出場するため、火曜日の今日は練習場で軽く調整して大会に備えた。

 現在、同ツアーの賞金ランキングは65位。次戦は招待試合で出場予定はなく、CMEポイントランキング上位72名が出場する最終戦のCMEグループツアー選手権への出場もほぼ確定させている上原。特にシーズン後半は、上位での戦いも増えて、2年目にして成長を感じているという。

「収穫もあったし課題もたくさんありますが、60台のスコアが多くなっていますし、今までとは違う自分だったなと思います」

 飛距離は外国人のパワーに劣るぶん、フェアウエーキープなどショットの精度としては安定したパフォーマンス見せている上原が、今もっとも成長を感じているのは平均パット数14位のパッティングだ。

 そんな上原にとって当面の目標は、来季を見据えた戦いをすることだ。年明けの1月から新シーズンがスタートするが、好調を維持してスタートダッシュをかけるには、今週と最終戦が大きな意味を持つ。

「とりあえず、残されたこの試合と最終戦でいい結果を出して、来季のスタートとなるアジアシリーズに出場できるようにしたいです。そこの出場枠は狭いし、出られると出られないでは全然違うので、そういう意味でこの2試合はすごく大事です」

 コースでは、米ツアー選手とも英語で会話し、欧米人かと思うようなしぐさも織り交ぜながらの会話には、すっかりツアーになじんでいる様子が伺える。姉のよしのさんは、

「英語を間違ったらどうしようとか、あまり考えずに話すのがいいのかもしれませんね。向こうに行ったばかりのときも、米国のLPGAの人にもドンドン話しかけていて、『今までこんな日本人選手いなかった』と驚かれたくらいです」

 と、自然にツアーに溶け込んでいることを明かしてくれた。大きく成長しているのは、この対応力の影響も大きいだろう。

 今季、日本ツアーでは、同じクラブ契約の選手が大活躍をしているが(一ノ瀬優希2勝、大山志保、鈴木愛1勝)、彼女たちの活躍も刺激になっているかとの問いに、

「次は私ということですかね(笑)。頑張ります」

 と、笑顔で返してくれた上原。米ツアーの一員として活躍する姿を日本のコースでも見せてほしい。

文・高桑均

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