日本プロゴルフ協会がゴルフ場を運営して最前線基地にする!

ParOn.(パーオン) / 2014年11月7日 7時0分

関東と関西で1コースずつ保持して、PGA会員とアマチュアゴルファーの交流の場にしたいと語る日本プロゴルフ協会・倉本昌弘会長

 理事が暴力団とゴルフをして退会するなど組織立て直し中の日本プロゴルフ協会(PGA)だが、今年の2月24日に会長に選出された倉本昌弘体制の動きが徐々に形になってきた。

 一つは、関東と関西に1コースずつ保持することだ。

「従前からPGAでコースを持つという構想はありましたが、今の時代、購入より業務提携という形で保持することにしました。PGAがゴルフ場運営ノウハウを蓄積する目的をはじめ、会員の研修、アマチュアゴルファーのレッスン施設、情報収集の場としたいです」(倉本会長)

“PGAアカデミー”(仮称)として、会員、アマチュアゴルファーにとっての最前線基地にする構えだ。

 二つ目は、会員のライセンス更新制度を2016年後期をめどに実施する。現在、PGAが認定しているプロゴルファー資格には、トーナメントプレーヤー(TP)と、ティーチングプロ(TCP)の二つがある。TPはプロテストを受験、TCPは実技、筆記、講習会を経て、それぞれの合格者は入会セミナーを経て会員(プロゴルファー)となる。

「PGAの再生なくして、われわれの生きていく道はありません。ゴルフ界で必要とされる人材をつくらなければ、会員の職域も広がりません。あるゴルフ場が支配人を募集していたとします。PGA会員から推薦したいが、ゴルフがうまいだけではダメ。例えば賃貸貸借表を理解できるなど経理が見られないと務まりません」(倉本会長)

 講習などを4年に一度受けてライセンスを更新。経理やコース管理などの講習を実施予定だ。PGAでゴルフ場を保持すれば、実際の客、お金の流れ、コース管理など情報の取得、そして現場を肌で学ぶことができるということからも“PGAアカデミー” の役割が大きくなる。

「これまでしなかったことを、まずは“始めること”が大切だと思っています」(倉本会長)

 来年の2月には、すべてを形として発表する予定だ。PGAの新たな取り組みに注目したい。

週刊パーゴルフ(2014年11月11日号)掲載

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