驚異の51歳、L・デービースが2位タイの好発進

ParOn.(パーオン) / 2014年11月7日 19時9分

日米共催の大会で両ツアーの最年長優勝記録を狙うローラ・デービース ミズノクラシック(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

ミズノクラシック(11月7~9日、三重県・近鉄賢島CC、6506ヤード、パー72)

 ローラ・デービースが首位と1打差の好発進! オールドファンには懐かしい響きかもしれないが、51歳でなおレギュラーツアーを主戦場に戦う大ベテランが、貫録を見せた。

 1987年の全米女子オープンでは、岡本綾子らをプレーオフで破ってメジャー初優勝。94年から伊藤園レディスを3連覇した実績で日本でもおなじみのデービースが、全盛期を彷彿とさせる6バーディ(2ボギー)のゴルフで、2001年以来の米女子ツアー21勝目に向かう。

「今日は久しぶりにパッティングがよかった。合計26パット。最後はキャディがラインを読み間違えているから本当は一つ少ないわよ(笑)。いいリカバリーもあったし、いいスタートね。風は強かったけど、今年のベストフィニッシュは、全英リコー女子オープン(9位タイ)だし、残り2日間、もっと風が吹けばいいかもね」

 178センチの長身とパワーで他を圧倒するプレーは健在だった。キャディバッグには、ウッドがドライバーの1本だけ。アイアンは2番アイアンからと、男子プロでもいまどき見ないセッティングでコースを攻略している。

「ウッドが嫌いというわけではなく、ウェッジを多く入れたいからこういうセッティングになっているだけ」

 涼しい顔で答えるが、16番のパー5では、

「ドライバーで打っても2打で届かないから、ティショットもセカンドも2番アイアン。アプローチを寄せてバーディを取ったのよ」

 と、コース攻略も男前のデービース。ドライバーのティアップも風によっては芝を立たせてチョンと置くだけ。規格外のゴルフは衰えを知らない。

 米女子ツアー20勝、欧州女子ツアー45勝、日本ツアー7勝と、世界中のツアーを股にかけて活躍してきた。自分よりも半分以下の年齢の選手が多くを占める現在のツアーで、なおプレーを続けることに関しても、

「まだまだやれると思うから。優勝できると思っているからプレーしているだけ。パットさえ入ればまだまだ負けない」

 米女子ツアーの最年長優勝記録は、ベス・ダニエルの46歳8カ月29日(2003年、BMOフィナンシャルグループカナダ女子オープン)。国内ツアーは岡田美智子の50歳312日(1995年、大王製紙エリエール女子オープン)。偉業達成に向けて、残り2日間もパワー全開の姿勢は崩さない。

文・高桑均

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