香妻琴乃、不満の5アンダー!? で初優勝を手繰り寄せる

ParOn.(パーオン) / 2014年11月8日 18時55分

この日5アンダーで首位に1打差の4位タイにつけたが、ナイスプレーではないと不満の香妻琴乃 ミズノクラシック(2014)(2日目) 写真・鈴木祥

ミズノクラシック(11月7~9日、三重県・近鉄賢島CC、6506ヤード、パー72)

 前日の強風から一転、穏やかな天気となった大会2日目は、ビッグスコアの競演となった。首位と2打差でスタートした香妻琴乃もこの波に乗り、前半だけで5バーディを奪う猛チャージ。一時は単独首位に立ったが、後半はやや足踏みして首位タイの3人とは一打差の通算8アンダー、4位タイで最終日を迎える。

 ホールアウト後の開口一番、5アンダーのラウンドに香妻は不満顔を見せた。

「ナイスプレーではないと思います。前半はラッキーもありましたし。ボギーやミスはしょうがないと思いますが、最後5ホールがパーで、一つもバーディを取れなかったのが悔しいです。16番はパー5だし、他のホールもそれなりにはついていたのに……」

 前半はベタピンバーディ、10メートルを沈めるバーディ、チップインバーディとすべてがかみ合ったラウンド。折り返した10番でもバーディを奪った矢先に、11、12番と連続ボギー。13番で取り返したものの、その後はチャンスを決めきれなかった。

「前半で5バーディを取ったからといって、後半も3つ、4つ伸ばそうという感じではなく、とにかく1ホール、1ホール集中してプレーしていました。ショット的に前半と変化があったわけではないのですが」

 後半はパットが決まらず、フラストレーションが溜まったが、今季ここまで平均パット数4位で、パッティングでスコアを作っている自信も芽生えてきている。ミドルパットの距離には苦戦したが、きわどいパーパットや、入れごろ外しごろの距離はことごとく決めた。

「2、3メートルの距離には自信があります。1メートルよりもあるかもしれません。練習でもこの距離を多めにしています。そこまでパットがうまいという感じはありませんが、これでも4位にいるということは自信になります」

 これで最終日は初めて、首位と1打差からのスタートとなる。日米の強豪がそろった中では上々のでき。明日はいよいよ初優勝への扉を開くときがきた。

「今日はまだ緊張はしていませんでしたが、緊張すると力が入ってしまうんです。どうやったら力を抜けるか考えていますが、まだ何をすれば力が抜けるのか分かっていないんです(笑)」

 となれば、あとは攻めるしかないといわんばかり。明日は悲願の初優勝に向けて、香妻が強い心で立ち向かう。

文・高桑均

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