不完全燃焼の石川遼、心は早くも翌週へ

ParOn.(パーオン) / 2014年11月9日 17時34分

早くも次戦に向けてモチベーションや集中力を立て直しにかかった石川遼 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(2014)(最終日) 写真・村上航

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(11月6~9日、茨城県・美浦GC、6968ヤード、パー71)

 石川遼にとっては、まさに不完全燃焼に終わった4日間だった。大会前はショット力が向上していると手応えを感じていたにもかかわらず、最終日を終えたときには、自分のイメージどおりに体が動かなかったとつぶやいた。確かに、この日はフェアウエーをとらえたのが14ホール中6ホールしかなく、パー4で1つもバーディを奪えなかった。

「トップからの切り返しで、体が左サイドにスライドしてしまうんですよね」

 その結果、インパクトでクラブフェースがスクエアに戻らず、ボールが左右に散らばりやすくなる。

「体の右サイドをしっかり踏ん張って切り返しを行えばいいんですけどね。どうしても本番になるとそれができずに、右足が浮いてしまうんです」

 ある意味、石川にとって悪いクセになっているのだが、自身によれば、練習場で矯正しようと思えばすぐにできるという。にもかかわらず、コースに出るとうまくいかないジレンマがあるのだろう。ホールアウト後はすぐにドライビングレンジにいき、ショットの修正に取り組んだ。たとえ一時的にスイングがよくなっても、石川の場合、さらによくしようという向上心が強い分、それがよけいな動きを生み、スイングを複雑にしている可能性もある。どこまでシンプルに考えられるかも今後の課題だといえる。どちらにしろ、石川の頭の中は翌週の三井住友VISA太平洋マスターズへと向いている。

「初日を迎えるまで調整期間が3日間あります。モチベーションや集中力も含めて、立て直したいですね」

 今週の苦い経験を次週への踏み台にできるか要注目だ。

文・山西英希

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