B・ワトソンが意外な一言「ゴルフはショートゲーム」

ParOn.(パーオン) / 2014年11月16日 17時46分

大事なのは飛ばしだけではないと、ショートゲームの重要性を説くバッバ・ワトソン 三井住友VISA太平洋マスターズ(2014)(最終日) 写真・鈴木祥

三井住友VISA太平洋マスターズ(11月13~16日、静岡県・太平洋C御殿場C、7246ヤード、パー72)

 11番から3連続バーディ。マスターズチャンピオンの猛チャージは、14番のダブルボギーで終わってしまった。

「コースレコードを狙う」とスタートしたバッバ・ワトソンだったが、この日は4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの71。通算3アンダー、24位タイで優勝には手が届かなかった。3連続バーディで通算5アンダーまで伸ばしたが、上がり5ホールで奇跡は起きなかった。

「いい流れでいっていたので、14番でも攻めに行った。手前のピンに対して、デッドに狙ったが、池に戻ってしまった。リーダーズボードを上がって行ったのが分かっていたからもっとバーディを取りに行ったのだが……。4日間通してはまずまずのプレーはできたと思う」

 WGC-HSBCチャンピオンズの優勝で絶好調のまま乗り込んだワトソンにとっても、御殿場を攻略するのは難しかった。特にグリーンに苦戦したワトソン。飛ばしにばかり注目が集まるが、初日は絶妙なアプローチとパッティングでスコアを作った。残りの3日間は、これが機能せず、悔しい結果となった。

「パッティングに苦労してしまった。そういうときもあるということ。楽しくプレーしようとしたし、そういうのがファンにも伝わればいいと思った。ゴルフで一番大事なのはショートゲーム。アマチュアゴルファーもそこを練習すればうまくなりますよ。みんな仕事を辞めてとにかく練習すればうまくなる。ボクもそうしたからね(笑)」

 最後はアマチュアゴルファー向けのアドバイスまで残したワトソン。4日間とおして、11番と12番で計測されたドライビングディスタンスでは、311.88ヤードで堂々の1位。それでもショートゲームの重要性を説くからこそ、マスターズで2勝を挙げているのだろう。

「今回の賞金は日本のジュニアゴルファーの育成に役立ててもらいたいから、全額寄付します。日本ファンは僕をリスペクトしてくれたし、ぜひまた戻ってきたい」

 本気で日本の“マスターズ”を勝ちに来たマスターズチャンピオンは、多くのインパクトを残してさっそうと会場を後にした。

文・高桑均

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