松山英樹が優勝したい3つの理由

ParOn.(パーオン) / 2014年11月22日 20時31分

大会ホストプロの責任、7人目の日本人チャンピオン、そして米ツアーのライバルが相手と優勝したい3つの理由を挙げる松山英樹 ダンロップフェニックストーナメント(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

ダンロップフェニックストーナメント(11月20~23日、宮崎県・フェニックスCC、7027ヤード、パー71)

 前日単独首位に立った松山英樹は、4バーディ、ノーボギーの67と4つスコアを伸ばして、通算14アンダー、2位に2打差をつけて首位をキープ。ツアー通算6勝目に王手をかけた。

 前半5番(パー4)で2打目を1.5メートルに乗せてバーディを奪うと、7番(パー5)は7メートルに2オンし、2パットのバーディ。10番(パー4)は2打目でグリーンを外して2.5メートルのパーパットが残ったが、ねじ込んで耐えると、後半もボギーをたたかずに2つのバーディを奪った。

「前半の最初はパッティングの感触がよくなくてパーパットを残していましたけど、入っていました。10番のパーパットが大きかったですね。でも、後半はショットが散らばってきていました。当たりはいいので、練習することで戻ってくると思います」

 ホールアウト後はパッティング、ショットの最終調整を行い、日本ツアー6度目の最終日最終組に備えたが、この大会は普段と違う思い入れもある。

「ホストプロとして結果を一番出したいと思っていますし、それが恩返しだと思います。それに、世界のトップ選手が出場しますし、日本人選手があまり勝っていない試合でもあるので、勝ちたいという気持ちが強いです。この3日間はしっかり集中できていると思います」

 もともと出場する試合はすべて優勝を狙うというのが、松山の根本だが、今大会は用具契約を結ぶダンロップが主催であり、過去40回の歴史の中で6人しか日本人が優勝していない。その思いが集中力を高めている。

 過去日本ツアーでの最終日最終組は、5回中4勝と強さを見せている。優勝争いのライバルの筆頭となりそうなのは、予選ラウンドから4日間連続で、同組で回るワールドランキング14位のジョーダン・スピースだ。

 16番までに4つのバーディを奪い松山と首位を並走していたが、17番(パー3)で4パットと、まさかのダブルボギー。それでも5バーディ、1ダブルボギーの68で通算12アンダー、2打差の2位につけている。世界トップクラスの2人の戦いはファンを魅了し、お互いを刺激し合っているようにも見える。

「4日間一緒に回るなんてことはなかなかない。これからアメリカでもそうした戦いを共にしていくと思いますし、最初の一歩としてジョーダンに負けたくない。他の選手も上がってくるだろうから、追いつかれないようにどんどん伸ばしていきたい」

 23歳の松山と21歳のスピースは、世界的にも注目されている二人。この直接対決というのも、優勝したい理由の一つである。 

文・小高拓

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