岩田寛、3アンダーで「望みをつないだ」

ParOn.(パーオン) / 2014年12月13日 19時41分

苦しみながらも3アンダーの69をマークして21位タイに浮上した岩田寛 タイランドゴルフ選手権(2014)(3日目)

タイランドゴルフ選手権(12月11~14日、タイ・アマタスプリングC、7488ヤード、パー72)

 将来的に米PGAツアー参戦を目指す岩田寛が、5バーディ、2ボギーの69で回り、通算3オーバーの21位タイに浮上した。

 2日目は78のラウンドで「ボロボロです」と嘆いたが、この日は苦しみながらもアンダーでまとめた。この1年、岩田はキレないことと、1打1打に集中することを課題に挙げており、初優勝も呼び込んだ。WGC-HSBCチャンピオンズで3位に入るなど大きな成果を上げている。内容的には不満の残るラウンドだったが、気持ちを切らさずに戦った。

「もっと行けたかなと思います。波に乗れそうなところで乗り切れませんでした。パー5でバーディを取れていないどころか1オーバー。全部フェアウエーから打っているのに。花道からのアプローチが寄りません」

 セカンドでグリーン近くに運んでも寄せきれずにスコアを伸ばせない。今季の日本ツアーではリカバリー率4位と要所で決めるアプローチが影を潜めている。この日はラウンド終了後に、アプローチ練習場で1時間近く短いアプローチを繰り返した。

「イメージはできても、うまく打てない。全然違う球が出るんです。来年に向けての課題ですね。少しは練習でつかみましたが、どうやったらうまく打てるかは模索中です」

 今日はドライバーがほとんどフェアウエーをとらえ、ショットの調子は悪くない。それだけに不満顔だが、大事な一戦であることがキレずに耐えるゴルフを続ける理由の一つだ。今大会で上位に入れば、来年の全英オープン出場を早々に決めることができるからだ。

「とりあえず12位以内に入らないといけません。そうしないと全英の権利がない。望みをつないだという感じです。明日はアンダーはもちろんですが、大事に行きます」

 上位12名のうち、有資格者を除く上位4名が全英への切符を手にする。現在トップテンのうち有資格者が5名。仮に今日の成績で計算をすると、7位までに入れば出場権を獲得することになる。

 上位陣が伸び悩んでいるため、ビッグスコアで一気にまくることが可能な位置で最終日を迎える岩田。2年連続全英出場に向けて勝負のラウンドとなる。

文・高桑均

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