“史上2人目”を狙う鈴木愛とイ ボミ

ParOn.(パーオン) / 2015年9月9日 19時28分

昨年優勝時のパターで大会連覇を狙う鈴木愛 日本女子プロゴルフ選手権(2015)(事前情報) 写真・鈴木祥

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(9月10日~13日、長崎県・パサージュ琴海アイランドGC、6735ヤード、パー72)

 女子プロナンバー1を決める、国内メジャーの日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯が、明日10日に開幕する。この日はプロアマ大会が行われ、前年覇者の鈴木愛と2週連続優勝中のイボミの2人が、史上2人目の快挙に向けて、最終調整を行った。

 昨年の大会最年少記録(20歳128日)で優勝を遂げた鈴木は、樋口久子(7連覇と2連覇)以来、2人目の大会連覇に挑む。前週に会場入りして、5ラウンドこなして初日を迎える。

「1年前を思い出しますね、1年間あっというまでした。ゴルフの状態は、ショットもパットの100点に近いぐらいいい感じです。ドローもフェードもしっかり打てて、今年1番の仕上がりです」

 前戦のニトリレディスでは調子を落として42位タイに終わったが、現地入り直前に南秀樹コーチと修正して、連覇に向けて調子を上げてきた。そして、今週に入ってから心強い味方も加わった。

「昨年優勝したときのパターが見つかったのです。いろいろなところを探して見つからなかったのですが、中京テレビ・ブリヂストンレディスの会場に忘れていたのが分かって、昨日手元に届きました」

 昨年、今大会用にマレット型パターの<スコッツデイル ハーフパイプ>を投入して優勝を飾ったが、今年の全米女子オープンに出場した際になくなっていることに気づいた。懸命の捜索のかいがあってようやく戻ってきた。

「エースパターのピン型よりも直進性があって速いグリーンに最適なんです。ここのグリーンは大好きですし、あとは見た目の距離感と合わせていきたいです」

 このタイミングで優勝パターが見つかったのは何かの縁だろう。ショットもパットも連覇に向けて準備は整った。
 一方、ニトリレディス、ゴルフ5レディスで史上初となる2週連続完全優勝を遂げたイボミ。全美貞以来、史上2人目の3週連続優勝がかかる。

「まだ疲れは残っていますね。今日はティショットの調子があまりよくなくて、ちょっと心配しましたが、試合になれば集中力が出ると思うので大丈夫です。3週連続優勝のチャンスがあるので、楽しく、プレッシャーを無くしてやっていきたいです」

 今大会は、父親の故・ソクチュさんの容体が急変(そのまま帰らぬ人に)し、途中棄権となった昨年のリベンジマッチでもある。雨の中5ホールに及ぶプレーオフを戦った前週の疲労は残っているが、今季4勝で賞金女王レースを独走するイが、優勝を狙った大会で本領を発揮する。

文・小高拓

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