石川遼が敗れる波乱! ルーキー堀川未来夢が大金星

ParOn.(パーオン) / 2015年9月11日 17時25分

ショット、パットともに調子が上がらず1回戦で敗退した石川遼 ネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯(2015)(1日目) 写真・佐々木啓

片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯(9月11日~13日、北海道、恵庭CC、6988ヤード、パー72)

 国内で唯一のマッチプレー方式の本大会。32名出場で16マッチが行われた初日、注目の石川遼が18ホールの接戦の末、ツアールーキーの堀川未来夢(みくむ)に敗れた。

 朝から緊張感に包まれた。石川は前日に、「1回戦がもっとも難しい」と話したとおり、ティショットでフェアウエーをとらえきれないホールが続いた。堀川も「雲の上の存在」と話す石川との対戦に持ち前の曲がらないティショット、ショートゲームで拾うゴルフができなかった。

 バーディを取ってアップを重ねるというより、ミスをしたほうがダウンするという展開。パー4の最終ホールで石川がティショットを林に入れて3オン。パーパットを外して万事休す。バーディパットを残した堀川にOKが与えられて、1回戦敗退が決まった。

「ショットもパットもよくなかったです。誰が相手でも簡単にはいかないと思っていました。ストロークプレーなら明日、という感じでいけるけど、1日の戦いなので難しかったです。マッチプレーは難しいですね」(石川)

 ギリギリのところで米ツアーのシードを決めた直後の参戦。大きな期待が石川にかかったが、国内9カ月ぶりの実戦は、悔しい結果となった。

「ボクのミスで未来夢が勝ったホールが多かったので悔しいです。未来夢は安定したプレーをしていましたし、次も頑張ってほしいです」

 悔しさをにじませながら、早々にコースを後にすることとなった。
 一方、石川とは反対に興奮気味に喜びを表現したのは堀川。紅潮した顔でクラブハウスに戻ってくると、

「18ホールしんどかったです……」

 と、スーパースターとの対戦にぐったりの様子。普段は明るく陽気なツアールーキーも初めての石川とのプレー、ましてやそれがマッチプレーともなると勝手が違った。

「昨日まではワクワクでしたが、スタートはガチガチでした。普段大きく曲げないのに、あわやOBのようなとんでもないほうに打ってしまったり……」

 それでも粘りのゴルフで、本調子ではなかったとはいえ石川を撃破、大きな自信も得たようだ。

「とにかく気持ちで負けたくなかったです。とにかく攻めていこうと。今日の18ホールはこれからゴルフをする上ですごく大事になると思います。緊張を乗り越えられましたし、いい勉強になった1日でした」

 石川に勝ったルーキーということで、珍しい「未来夢」という名前も知られることになるだろう。父親が「未来に夢を持ってほしい」と名付けた名前。優勝賞金7000万円という、まずはでっかい夢をつかむことができるか!?

文・高桑均

【1回戦の結果】

○片山晋呉   1UP  ×浅地洋佑
○谷口徹    1UP  ×重永亜斗夢
○薗田峻輔   3&2 ×藤本佳則
○小平智    1UP  ×小田龍一
○小田孔明   5&4 ×冨山聡
○近藤共弘   1UP  ×貞方章男
○深堀圭一郎  1UP  ×永野竜太郎
○塚田陽亮   1UP  ×手嶋多一
○今平周吾   1UP  ×宮本勝昌
○谷原秀人   3&2 ×富村真治
○松村道央   4&3 ×片岡大育
○武藤俊憲   3&2 ×山下和宏
○竹谷佳孝   4&2 ×矢野東
○星野英正   1UP  ×川村昌弘
○堀川未来夢  1UP  ×石川遼
○稲森佑貴   1UP  ×藤田寛之

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