「6打差がなくなるように」 松山英樹は我慢のゴルフで優勝圏内に

ParOn.(パーオン) / 2017年4月8日 11時25分

17番ではグリーン右に大きく外すもスーパーリカバリー マスターズ(2017)(2日目) 写真・上山敬太

<マスターズ 2日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>

やっぱり日本のエースは強かった。第1ラウンドで4オーバー54位タイと出遅れた松山英樹は、前日同様、強風が吹きすさぶ中、5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“70”で2つ伸ばして、トータル2オーバー16位タイで決勝進出を決めた。前日11打あった首位との差は6打に縮めた。

50位タイの予選通過圏外からスタートした松山は上位進出を目指してティオフ。1番で3メートル、2番で4メートルのバーディチャンスを逃したが、3番で1・5メートル、5番で1メートルと2打目をピンに絡めてバーディを奪う。

前日、ダブルボギーをたたいた7番(パー4)では、ティショットを右の林に打ち込むと、「自分の状態が悪いので、無理をするところもあった」という2打目を目の前の木に当てて林から脱出できない。3打目をグリーン奥のバンカーに打ち込むなど、この日もダブルボギーとし、振り出しに戻った。

しかし、同じ轍は踏まない。前日ボギーとした8番(パー5)で1・5メートルのバーディパットを決めると、10番(パー4)では4メートルのミドルパットを沈め、「流れがよくなった」。続く11番で1メートル、12番で5メートルのパーパットを沈めて、流れを切らさない。バーディを奪った15番(パー5)の2打目は、アゲンストの中、ピンまで残り245ヤード。3番アイアンで放ったボールは2・5メートルに2オン成功。状態が悪い中でも松山らしいショット見せた。

上がり2ホールの粘りも圧巻だった。17番では2打目を大きくグリーンオーバーし、ピンまで59ヤードのアプローチを1メートルに寄せてパー。18番はティショットを大きく右に曲げて林に打ち込んだが、低いボールでグリーン奥まで運ぶと、ピン方向とは違う傾斜を巧みに使って、もう少しでチップインバーディというアプローチを見せてパトロンを沸かせた。

「昨日は入っていなかったけど、悪いワケではない」というパッティング。前日3回あった3パットはゼロになり、平均パット数は前日の91位タイから14位タイと入り始め、耐えるゴルフを支えた。

この日の平均ストロークは74・742という難コンディション。アンダーパーが14人しかいない中で、2つ伸ばしたことで一気に順位を上げた。首位との差は5打縮めたが、「まだ6打あるので、それがなくなるようにがんばりたいと思います。決勝ラウンドは風が吹かないので、我慢しているだけではチャンスはないと思います」。我慢したこの日は順位を上げたが、風が落ち着く週末はバーディ量産が必要となる。

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