丸山大輔、思わぬ落とし穴に「死にそう…」 ベテランの意地を見せつけ大会2勝目へ
ParOn.(パーオン) / 2018年8月31日 20時11分
<フジサンケイクラシック 2日目◇31日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>
20代の若手選手が上位を独占する中、2005年大会覇者・丸山大輔が存在感を示した。この日のベストスコアタイ「68」をマークして、トータル2アンダー・6位タイで週末を迎える。
先週の「RIZAP KBCオーガスタ」から投入した新ドライバー、タイトリストの『TS3』で飛距離は10ヤードアップ。今週のロングコースでは大いに活躍した…かと思いきや、思わぬ落とし穴があった。
ことが起こったのは、3番・パー5(570ヤード)。セカンド地点が上り坂になっていて、「ここの坂は死にそう。バロメーターだよね、上れなくなったら…引退でしょうね(笑)」と、優勝から13年経った今は、体に応えるほどの打ち上げホール。
2打目を打つ前に、息を整える時間がほしい…。そのためにはティショットを同組の中で一番飛ばして、セカンドショットの打順は余裕を持って最後に打ちたいところ。しかし、「落ちてからの勢いはあるけど、キャリーがあまり出ない」という新兵器が上り坂ではあだになり、しかも同組の2人は、飛距離の出る小林正則と小田孔明。
「坂を上がったあげくに、セカンドオナーでしょ。キツいよねぇ」とため息をつきながらも、さすがはベテラン。ここでしっかりバーディを奪った。
05年大会では後続に7打差をつけて圧勝。「だいぶコースが変わってるし、距離も長いから、同じようにはいかない。いつも決勝で崩れるから、あと2日ですね」と警戒しながらも、熟練の技で上位につけて決勝へ。口では「キツい」とこぼしながらも、コースを歩く足取りはまだまだ軽い。自身5年ぶりの優勝をつかみ、13年前に劣らぬ姿を見せつける。(文・谷口愛純)
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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