日本OP制覇の稲森佑貴が海外へ!「チャンスあるなら当たり前」月末は世界選手権で中国に出場

ParOn.(パーオン) / 2018年10月14日 19時59分

ウィニングパットを決め、力強く拳を握る稲森 日本オープンゴルフ選手権競技(2018)(最終日) 写真・村上航

<日本オープンゴルフ選手権競技 最終日◇14日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>

国内最強ゴルファー決定戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は、24歳の稲森佑貴の優勝に終わった。最終日を単独首位で迎えた稲森。前半は苦しいゴルフで8番までに1ボギー。ところが9番で10メートルのスネークラインを沈めると、10番でも7メートルを決めてバーディ。13番からも3連続バーディを奪い、最終ホールをボギーとしたものの、トータル14アンダーで見事に逃げ切った。

ツアー初優勝が日本オープンという最高の舞台。30センチのウィニングパットを決めると、大きくガッツポーズ。「パットを決めたらガッツポーズをしてやろうと思っていました。あれができるのが気持ちいいですね」と、素直に公式戦制覇を喜んだ。

プロ転向は2011年3月、16歳のときだった。鹿児島県の実家はゴルフ練習場。小さいころから、練習場の2階に増設されたプレハブ小屋をマイルームとし、腕を磨いた。15年からツアー本格参戦。その15年から今季まで4年連続でフェアウェイキープ率1位。代名詞ともなっている「日本一曲がらない男」が「日本一強いゴルファー」に輝いた。

稲森の優勝で今季は20代の優勝が8人目。初優勝で見ると同じ鹿児島出身の出水田大二郎や秋吉翔太、重永亜斗夢ら九州勢が躍進している。「悔しさが大きくて、焦りもありました。大二郎君からは刺激を受けました。小学校からの付き合いで、うれしい半面、悔しさもあって、先を越されたという感じでした。でも今は感謝しています」。フェアウェイキープのように堅実にステップアップを図ると決めた矢先の優勝に、顔はほころびっぱなしだ。

これで優勝賞金4000万円を加算して、賞金ランキングも2位に浮上。1位の今平周吾と約500万差の7455万あまりとジャンプアップ。今大会終了時の同ランキング2位までは、25日に中国で開幕する世界ゴルフ選手権「WGC-HSBCチャンピオンズ」出場の資格を得るが、「もちろんチャンスをいただけるなら行きます。当たり前です!」と、初の大舞台行きも即決だ。

「がむしゃらに行きたい。来年の全英オープンも決まりましたし、1つでも多く海外に行きたいです。行くことによって課題が見つかるし、挑戦したい」と、将来的には松山英樹や小平智のように米ツアー挑戦も視野に入れる稲森にとって、今回の勝利の持つ意味は大きい。

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