「落ちるところまで落ちた…後は上がるだけ」 小平智“3週間の旅”へ

ParOn.(パーオン) / 2019年4月22日 11時38分

小平智が3週間の旅で上昇へのヒントを探す RBCヘリテイジ(2019)(最終日) 写真・パーゴルフ

<RBCヘリテイジ 最終日◇21日◇ハーバータウンGL(米国サウスカロライナ州)◇7099ヤード・パー71>

前年覇者ウィークは米ツアーでの自己ワーストスコアで締めくくる形となった。ドライバーの不安を抱えたまま臨んだ米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」。打開策が見つからずに、最終ラウンドは1バーディ・6ボギー・2トリプルボギーの「82」と大きく落として、決勝ラウンド進出者で最下位となる70位で終えた。米ツアーでは2013年の「全英オープン」第2ラウンド、18年の「全米オープン」第1ラウンドの「81」を下回る自己ワーストスコア。日本では12年(日本ツアー選手権)と14年(つるやオープン)に「82」があり、相性のいいコースでプロ転向後、自己ワーストタイスコアとなってしまった。

「どう立て直せばいいのか分からなくて……」。トップスタートで出た小平は、2番(パー5)でドライバーでのティショットを大きく右に曲げたが、2打目以降のリカバリーに成功してバーディを奪う。しかし、その後は波に乗れずに12番までに6つのボギーを叩いた。

13番(パー4)では、ガードバンカーからグリーンエッジに近いピンをギリギリ狙った3打目がバンカーから出ず、その後も3パットなどトリプルボギー。また、左サイドにフェアウェイバンカーが広がる16番(パー4)は、「バンカーからフェードのイメージ」で打ったドライバーショットが、狙いよりも左に出てからさらに左に曲がり、フェアウェイバンカー左にあるOBゾーンへ消え、このホールもトリプルボギーとした。

第1ラウンドの10番でも同じイメージから同じような球が出てリズムを崩したが、「ああいうのが出るからワケが分からなくなるんです……」。18番(パー4)で2メートルのパーパットをねじ込み、自己ワースト更新は免れたが、ホールアウト後、自身のSNSで「小平智の充電が0パーセントになりました」とつづるほど、気力を振り絞って4日間を戦った。

一つ収穫があるとすれば、パッティングだ。「マスターズぐらいからおかしくて、今日は考えながらやっていたら、悪いところがハッキリしました。ショートパットが怖かったけど、不安がなくなった」と次戦につながる手応えを得た。

前年覇者として月曜日から大歓迎で迎えられた。それだけに「ディフェンディングチャンピオンに恥じないゴルフをしたかったけどダメでした」と肩を落とす。「自分的には、これ以上落ちることがないぐらい落ちている。後は上がるだけ。パッティングも(きっかけが)見つかったし、あとはドライバーが見つかってくれれば」。今大会後は3週間のオフとし、その後「全米プロゴルフ選手権」(5月16~19日)に出場予定だ。「3週間、ドライバーを探す旅に出てきます」と上昇のきっかを探す。

ただ、ドライバーに不安を抱えながらも予選カットのあるストロークプレーの試合は、「バルスパー選手権」から出場3試合連続で予選を通過している。「(バルスパー選手権から)ドライバー以外のショットとショートゲームの調子がよくなり、自信が出てきたので確実に予選を通れていると多います」。3週間の旅で見出す答えが、上位進出のカギとなりそうだ。

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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