宮里藍の試練!? 9番ホールがボギーの山

ParOn.(パーオン) / 2019年6月15日 18時34分

3日目はサスペンデットとなり、最終日は9番ホールの3打目から再開する鈴木愛

国内女子ツアー「宮里藍 サントリーレディス」3日目は、雷雲接近による2度の中断があり、第3ラウンドはサスペンデットとなった。朝から風が強く、2度目の中断になる時には、最大瞬間風速20m/s以上の強風が選手を苦しめた。特に9番はボギーの山となった。

大会アンバサダーを務める宮里藍が4日間72ホールのピン位置を決めている今大会。かつて米女子ツアーでともに戦っていた上田桃子は、「全ホールラインが読みにくい。普段はあれだけ性格いいのに、コースセッティングはまあまあ性格悪いですね(笑)」と笑いを誘うほど難しいラインが残るという。さらに「読みづらいですけど、必ず“こっちサイドから打ったらバーディが取れる”という、すごくフェアなピン位置。グリーンの読みができている人が上にいけるのかなと思います」と宮里藍からのメッセージを読み取り、1番までの10ホールを消化して3つ伸ばしている。

この日最も選手を苦しめたのは9番(パー4)。昨年大会の難度ナンバー1のホール。今年は昨年の405ヤードから391ヤードと距離は短く設定したが、予選2日間の平均スコアは4・1772で2番目に難しい。この日はサスペンデットになったためアウトスタートの11組目までの33人がホールアウトしただけだが、16ボギー・3ダブルボギーで平均スコアは4・6667。64人全員がホールアウトしたパー5の1番の平均スコア4・5937を上回ったほどだ。
 
難度が増したのは、ホール全体がアゲンストの風だったことと、ピン位置が傾斜を上りきったところすぐにあったのが大きい。クラブハウス前にある9番グリーンは、遮るモノが少なく、風の影響を受けやすい。「ピンの奥から1メートルないぐらいのパーパットは触っただけで1・5メートルオーバーしてしまいました」(永峰咲希)と、ボール揺れるほどの強風で奥からはフォローの風となるため、触っただけでも風に押されて勢いがついてしまう。大山志保は奥から打ったパットが10メートル転がってしまったという。予想以上の風が吹いたとも考えられるが、これも“宮里藍の試練”なのかも知れない。

8ホールを消化して1打リードで首位に立っている鈴木愛は、9番の花道から3打目を打つところで中断となった。最終日の天気は回復する見込みで奥からのパッティングも、今日ほどの難しさはなさそう。このサスペンデットは今季2勝目を狙う鈴木愛に追い風となるか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング