女子リランキング1回目で笑った人、泣いた人 落ちた注目選手は後半戦どうする?

ParOn.(パーオン) / 2019年7月12日 15時0分

ギリギリ滑り込んで安堵の大西

6月27~30日に開催されたアース・モンダミンカップが終了し、今季第1回目のリランキングが実施された。

このリランキング制度はシード権を持たない選手を対象に昨年から導入。その時に調子がいい選手を試合に出すため、6月のアース・モンダミンカップ終了後と9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの終了後に賞金ランキングによる出場優先順位の並び替えを行っているのだ。いずれも上位40位ぐらいまでに入ればそれ以降の試合に出場することが可能だ。

リランキング上位には今季初優勝を挙げた渋野日向子や河本結らニューヒロインたちが名をつらねる。そして、アース・モンダミンカップで結果を残し40位以下から這い上がってきた選手たちがいる。

アース以前はリランキング51位だった大西葵は同大会を15位タイでフィニッシュ、約188万円を加算し35位で後半戦の出場権を獲得。

「リランキングのことしか考えていなかったです。本当は考えたくなかったけど(笑)。正直安心しました。2週間前から石井忍コーチに習ってショットの修正をしました。ここからはシードを狙いに行きたいですね」と、有名コーチを援軍に一発逆転を果たした。

そしてリランキング55位から39位にジャンプアップした野澤真央にも強力な援軍が。ジャンボ尾崎のキャディにして専属クラフトマン、小暮富志雄氏とタッグを組んでアースへ。

「調子は悪くないのにスコアがつくれず不安でしたが、良かったです。小暮さんの存在は心強かったですね。ショットとマネージメントに自信が持てました」と安堵の表情を見せた。

逆に、ツアー3勝の実績を持つ渡邉彩香は予選を突破できず、62位に。「アプローチ、パターは去年に比べて格段によくなったので、それだけにもったいないですね。(長いクラブは)自分の持ち味。そこを何とかしないと」と唇を噛んだ。

また三浦桃香も予選落ちを喫し、69位と40位以内に入れず。「ステップ・アップ・ツアーなど自分が出られる試合でベストを尽くせるように備えたい。プロテストもあるので、試合勘を維持したい」と、下部ツアー出場や今季の山場、プロテストを見据えた。

二人とも主催者推薦で出場できる8試合が残っており、9月の第2回リランキングまでに結果を出せば、返り咲きも可能。選手の浮き沈みの激しい女子ツアー、さて次に笑うのは誰か。

(本誌・小路友博)
※2019年7月23・30日号号「芝目八目」より

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