欧州下部ツアーでフランス人選手が手持ちのボールを使い果たして失格の珍事

ParOn.(パーオン) / 2019年7月22日 15時0分

フォア~~~!?(写真・Getty Images)

欧州下部のチャレンジツアーで、手持ちのボールを使い果たしてプレー続行が不可能となる珍事が発生した。スペインで6月20~23日に行われたアンダルシア・コスタデルソル・マッチプレー9。この試合はストロークプレーで2ラウンドの予選を行い、上位32人が9ホールのマッチプレーで優勝を争うという珍しいフォーマットだが、その第1ラウンドで事件は起きた。

珍事の主役はフランス人選手のクレメント・ベラルド。英紙ガーディアンなどが報じたところによると、ベラルドはこの日のラウンドをクアドラプルボギー(+4)の9でスタート。その後6番、8番をボギーとし、10番でダブルボギー、14番、15番でも連続ボギーを叩いて問題の16番を迎えた。ここまでに彼のバッグに残っていたボールはたった一つ。その残り一つも16番でなくしてしまい、そのままクラブハウスに引き上げて失格に。

ちなみにベラルドは、世界ランキング1941位(7月1日現在)、ヨーロピアンツアーでの最高成績が2016年ハッサン2世トロフィーでの3位タイという選手だ。

ここで気になるのは、叩いている間にいくつボールをなくしたか。残念ながらラウンドの詳細は明らかになっていないが、報道ではインの14番、15番でボールをなくしたとしている。しかし、それだけで使い果たしたなら、持ち歩くボールの数が少なすぎやしないか?

アマチュアなら1ダースくらい持ち歩くのが普通だ。一方、ツアープロの場合はというと、やはりアマチュアより少ない。試合のラウンド中に1ダース持ち歩くのは少しでもボールに傷がついたら交換したい繊細なプロだけで、通常は2スリーブ(6個)程度が標準の模様。だいたい3個をローテーションして使い、残りの3個が予備という考え方のようだ。

とはいえ、14、15、16番だけで使い果たしたなら3個しかボールを持っていなかったことになり、いくらなんでも少なすぎる。よもや、15番までに10オーバーという、ここまでの散々なラウンドになるとは思っていなかったのかもしれないが……。

(本誌・金子信隆)
※2019年7月23・30日号号「芝目八目」より

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