「中断して逆によかった」渋野日向子は運も味方に日本記録へまっしぐら

ParOn.(パーオン) / 2019年8月31日 20時3分

渋野日向子は中断を味方にカムバック ニトリレディスゴルフトーナメント(2019)(3日目) 写真・鈴木祥

<ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目◇31日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72>

ボギー発進も2時間15分の中断も記録への影響はなかった。渋野日向子は5バーディ・4ボギーの「71」とこの日もアンダーパーでラウンド。連続オーバーパーなしを日本ツアー記録にあと1つと迫る「27」に伸ばすとともに、首位と2打差のトータル6アンダーの4位タイとし、優勝圏内をがっちりキープした。

海外女子メジャー覇者は、ムービングデーでも落ち着いていた。1番で2打目をグリーンに乗せられず“寄らず入らず”のボギー。3日連続で先にボギーがくる展開となったが、「最初のほうだったし気にならなかった」と意に介さず。言葉通り2番で獲り返すと、4番ボギーのあとの5番、6番で連続バーディ。もはや代名詞となっている“バウンスバック”2回でこれまで伸ばせなかった前半で1つ伸ばす。

一方、予選ラウンドで得意としていたバックナインで嫌な展開を迎えた。11番でスコアを伸ばしたものの、今度はバーディ直後にボギー。15番でも1.5mにつけたが「あまり良くないな」という流れ。だが、ここで中断のホーンが鳴った。雷雲接近のためクラブハウスに引き上げることになったが、これが“うれしかった”。

「ここでか~、と思いましたが、逆に良かったと思います。特に流れがいい感じではなかった。切り替えてできるなと思いました」

言葉通り、食料を補給し、ボーッとしたりと、ゆっくりと過ごした中断明けに、このバーディパットを沈めると、次の難関16番でもパーセーブ。17番で1つ落としたが、18番もきっちりパーとして27ラウンド連続でオーバーパーなし。トラブルも味方にするツキもあった。

今大会の勝利で、目標としている獲得賞金1億円を突破するが「今は特に考えていません」とキッパリ。「今あるのは連続オーバーパーなし記録。それが大事だと思います。アンダーを出すことができれば結果もついてくる」。最終日もオーバーパーを打たなければアン・ソンジュ(韓国)が持つ日本ツアー記録に並ぶ。「ここまでの3日間のアンダーパーを無駄にしないように。届かない位置じゃないので、あわよくば」。「全英AIG女子オープン」以来の優勝で、日本タイ記録といきたいところだ。(文・秋田義和)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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