酢を摂ると疲れにくくなり内臓脂肪減少に効果との研究結果も

NEWSポストセブン / 2012年4月8日 7時0分

 疲れがたまって食欲がないときでも、お酢を使ったさっぱりした料理なら食べられる、という人は多い。お酢には、食欲を増進する作用があり、その一方で、疲れた体そのものを素早く癒す働きがあることもわかっている。

 疲れを回復するには、食べものや飲みものを摂ってエネルギーを補うことが必要なのはいうまでもないが、このときお酢を一緒に摂ると、体のエネルギー源のひとつ、グリコーゲンが効率的に補充されるのだ。

 日常的にお酢を摂れば、疲れにくい体をつくることにも役立つ。

 近年の研究によって、お酢にはさまざまな健康作用があることも明らかになってきている。そのひとつが内臓脂肪の減少効果。なんと、お酢を毎日継続的に摂ると、肥満気味の人の内臓脂肪が減少することが、科学的に証明されたのだ。

 内臓脂肪とは、内臓のまわりにつく脂肪で、これが溜まると、高血糖や高血圧などを引き起こし、メタボリックシンドロームにもつながるといわれているやっかいなもの。それが、お酢を摂ることで減少できるなら、取り入れない手はない。しかもこの研究では、同時に体重や腹囲を下げることも確認されている。つまり、ダイエットにも有効というわけで、まさに一石二鳥。

 このほか、高めの血圧を下げる、高めの血中脂質を下げる、食後の血糖値の上昇を穏やかにするなどの働きがあることも証明されている。お酢は健康にも美容にも頼もしい味方であることが再認識された。

 女性は男性に比べて骨が細く、妊娠や授乳などによってカルシウムを消費しやすい。そのうえ、更年期になると、女性ホルモンの分泌減少にともなって骨量が減りやすくなるといわれている。

 また、現代の日本人は慢性的にカルシウムが不足しがちで、カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素でもあるため、カルシウム不足は深刻な問題になっているのだ。

 そこで、お酢。お酢の主成分である酢酸には、カルシウムそのものを体内に吸収しやすくする働きがある。お酢で煮たり、漬けたりした小魚は骨まで軟らかくなって丸ごと食べられるし、副菜を酢のものにするのもよい。サワードリンクにしておいしく楽しむのもいい。

※女性セブン2012年4月19日号



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