美人日本画家 写生は「命に喜び高ぶってざわざわしてくる」

NEWSポストセブン / 2012年6月16日 7時0分

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日本画家の定家亜由子さん

 日本画の歴史は1300年以上ともいわれ、古来、日本人の伝統芸術として親しまれてきた。その日本画の世界で、実力と美しさを兼ね備えた若手女流画家たちが、めざましい活躍をしている。

 その中のひとり、定家亜由子さんは、「写生が与えてくれる、ざわざわとした高ぶりを伝えたい」と創作活動への思いを語る。

「日本画で一番大切なのは写生だと思っています。『生を写す』と書くそれは、命のエネルギーに溢れ、相当な情報量を与えてくれる。私自身も命に喜び高ぶってざわざわしてきます。

 しかし、その混沌も時間をかけて写生をするうちに、被写体と鼓動や呼吸が重なってひとつになり、穏やかなものに変わる瞬間があります。その感覚を作品に落とし込みたいのです」

【プロフィール】
さだいえ・あゆこ 1982年滋賀県生まれ。2008年京都市立芸術大学大学院修了。大学院卒業作品展大学院市長賞など受賞。6月22~24日まで京都市みやこめっせにて個展を開催。

撮影■ヤナガワゴーッ!

※週刊ポスト2012年6月22日号



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