違法ダウンロードの刑罰化決定 背景には音楽業界の衰退も

NEWSポストセブン / 2012年6月24日 7時0分

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 みなさんこんにちは。ギズモードライターの野間です。原発の再稼働やらなんやらでゴタゴタしている中、大きな法律が可決しました。

 そう、違法ダウンロードの刑罰化です。これからはDVD借りてきてリッピングするのは違法となります。

 これまでも音楽や動画をダウンロードするのは違法だったのですが、今回はそれを強化したことになります。具体的には「暗号化技術を回避してのリッピングの違法化」「違法にアップロードされた音声・映像をそれと知りながらダウンロードする行為を2年以下の懲役または200万円以下の罰金に処する」という内容を追加など。これだけの厳しい刑罰を処すのにはCDが売れない、音楽業界が衰退しているといった社会背景も後押ししているのですが、一方で違法ダウンロードと売り上げは関係ないといった指摘も見られます。

 国会に参考人として呼ばれたジャーナリストの津田大介氏は音楽業界の将来を考えても、この刑罰化はバランスが悪いと指摘。また別の見方としてはこの刑罰による罰金が被害を受けた権利者、音楽業界へいかずに国庫に納められるのもおかしな話だという指摘もありました。

 非常に難しい問題をはらんでいる違法ダウンロード刑罰化。諸外国ではGメンならぬ、学生アルバイトを雇って摘発にも努めているとのこと。ちょっと出来心でリッピングしたら、途方もない罰金を科せられる暗黒時代がやってくるかもしれません。

※参考ページ
DVDリッピング違法化・違法ダウンロード刑罰化の著作権法改正が衆院で可決

※メルマガNEWSポストセブン20号



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