中高年世代が再びプラモデルにはまる“出戻り現象”が発生中

NEWSポストセブン / 2012年7月8日 7時0分

 少年時代にプラモデル作りに熱中した中高年世代が、再びその魅力にハマる“出戻り現象”が起きているという。

 モデラーにとって悩みの種は、プラモデルを作る場所がないこと。自宅で作業をすれば奥さんに怒られ、接着剤や塗装の臭いがすると子供にも嫌がられる。そんな悩みを解消できるのが横浜市郊外にある『タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店』だ。店内にはタミヤの商品を販売するショップのほかに、「アトリエゾーン」を設け、全20席のワークデスクをはじめ、塗装室や乾燥機、アトリエロッカーなどを備える。

「マニアの方が集まると思っていたのですが、実際は8割近くがライトユーザーのお客さんです。プラモ作りを通じて知り合い、仲良くなっていい感じで繋がり始めています」(長谷川伸二マスター)

 利用料は、ビジターの場合で30分250円、4時間以上は延長料なしで2000円。年会費2100円で、会員になると30分150円、4時間以上は1000円になる。大型ショッピングセンター内にあり、駐車料金は無料。店の前にはフードコートもあり、休日は朝イチで来て、閉店まで作り続ける常連も少なくない。

 工具類の貸し出しやマスターへの質問、技術アドバイスを受けることも無料でできる。プロが指導する各種有料講座も開講し、遠く大阪や静岡からやって来る会員もいる。誰にも邪魔されず、少年時代を思い出しながらプラモデル作りに没頭する――男の隠れ家的なスポットといえる。

 一方、東京・新橋店は、夜の22時まで営業する模型店として待ち合わせや会社帰りに立ち寄る中高年の姿が急増中だ。

「プラモデルから長年離れていた大人の方々をターゲットにした旗艦店です。現在発売中のタミヤの全4000アイテム以上を常時揃え、完成模型も数多く展示しています。これだけのタミヤ製品が揃った店は世界でもここだけです」

※週刊ポスト2012年7月13日号



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