食事の時にまず手に取るのは「箸」ではなく「器」がマナー

NEWSポストセブン / 2012年8月1日 16時0分

 近ごろは、正しく箸を使えない日本人も増えているというが、“登紀子ばぁば”こと料理研究家の鈴木登紀子さん(88才)が、正しい箸の使い方、そして食事の作法について、教えてくれた。

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 箸の正しい扱い方に触れますと、2本の箸のうち、手前の1本はほとんど動かさず、向こう側の1本を親指が当たっているところを支点として、人さし指と中指を使って動かします。この扱い方ですと、箸先はまことに自由自在で、大きなおいもでも難なくはさめます。

 ただ、これはお料理教室でも何十年と申し上げていることですが、「いただきます」のあと、まず手にとるのは器です。お箸ではありませんよ。いわんや、お箸を横に持って「いただきます」をするなど、もってのほかです。

 右利きのかたでしたら、左手のひらに器をのせてからお箸を取り、箸先を左中指の腹に差しはさむようにしてお箸を持ちなおします。戻すときはお箸を先に。お手頃なものでよろしいから、お箸置きもどうぞご用意くださいね。

 また、家族の食卓といえども、大皿や大鉢に盛られたお料理を取り分ける場合は、たとえそれがお漬けものであっても、必ず取り箸と取り皿を添えてください。

 子供たちはいずれ社会に出て、よそ様とお食事をご一緒することになります。将来、どこに出ても恥をかかないお食事の作法を習慣として身につけさせておくのも、大切な親の務めですよ。大事なお嬢さんが「お里が知れる」などと笑われませぬように…。

※女性セブン2012年8月9日号



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