外国人騎手の勝負強さ 思う前に動く感性が確実にある

NEWSポストセブン / 2019年3月24日 7時0分

 彼らの勝負強さは、GIなどグレードの高いレースほど目立つ印象がありますね。それはおそらく他の日本人ジョッキーも一流で、それぞれが思ったように馬を操ることができるので、シミュレーションの精度もより高くなるから。何度も戦ってきた相手で、出走馬の特徴もわかる。レースプランが立てやすいはずです。

 もちろん、いかに情報分析力に長けていても、そのとおりの展開にはなってくれません。ただし、予習した情報を一瞬の決断で生かすことはできます。「コンマ1秒後に、ここが空く」と思える。いや、思っているようでは遅い。思う前に動いている。その感性が、外国人ジョッキーには確実にあります。

●すみい・かつひこ 1964年石川県生まれ。2000年に調教師免許取得、2001年に開業。以後18年で中央GI勝利数24は歴代3位、現役では2位。2017年には13週連続勝利の日本記録を達成した。ヴィクトワールピサでドバイワールドカップを勝つなど海外でも活躍。引退馬のセカンドキャリア支援、障害者乗馬などにも尽力している。引退した管理馬はほかにカネヒキリ、ウオッカなど。本シリーズをまとめた『競馬感性の法則』(小学館)が好評発売中。2021年2月で引退することを発表している。

※週刊ポスト2019年3月29日号

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