イチロー引退会見 胸に刻んでおきたい名言5

NEWSポストセブン / 2019年3月23日 16時0分

●引退会見の名言その3

「有言不実行の男になってしまったわけですけど、でも、その表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかなという思いもあります。だから、言葉にすること。難しいかもしれないけど、言葉にして表現することというのは、目標に近づくひとつの方法ではないかなと思っています」

「最低50歳まで現役と言ってきたが、日本に戻ってプレーするという選択肢はなかったのか?」という質問に対して、イチローはきっぱり「なかったですね」と答えました。彼が「有言不実行」になったことを責める人は、だれもいません。私たちも、やりたいことやなりたいものについて、はっきり言葉にしましょう。ただし、言葉にしたからにはイチローのようにそこを目指して全力を尽くさないと、ただの口先野郎になってしまいます。

●引退会見の名言その4

「孤独を感じて苦しんだことは多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。(中略)エネルギーのある元気なときにそれに立ち向かっていく、そのことはすごく人として重要なことなのではないかなと感じています」

 以前に「孤独を感じながらプレーしている」と発言していたことを踏まえて、「孤独感はずっと感じていたのか?」と尋ねられたイチローは、「現在はまったくないです」と否定。その上で、苦しいことに立ち向かっていく大切さを語りました。どうやらイチローは、野球以外でも過酷な戦いを続けていたようです。今、辛い思いをしている人も、それが意味のある体験だと思える場合は、未来の自分を支えてくれると信じて踏ん張りましょう。

●引退会見の名言その5

「まあ、とにかく頑張ってくれました。僕はゆっくりする気はないですけど、妻にはゆっくりしてもらいたいと思ってます」

 長くイチローの戦いを支えてきた弓子夫人に対して。ホームの試合の時はゲーム前に弓子夫人が握ったおにぎりを食べていて、その数が通算2800個くらいだったとか。「3000個握らせてあげたかった」という言葉に、パートナーへの深い愛と感謝がにじみ出ています。大きな節目を迎えたときには、配偶者へのねぎらいと感謝の言葉を人前ではっきり口にすることがきっと大切。会社勤めの方も、定年退職を迎えた暁にはぜひ実行してください。

 歴史に残る選手にふさわしい、歴史に残る引退会見でした。イチローは引退して元イチローになってからも、きっとさまざまな形で私たちに刺激や感動を与えてくれるに違いありません。僭越ながら、さらなるご活躍とご健勝とご多幸を祈らせていただきましょう。

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