鍋の焦げの落とし方 重曹で分解、黒焦げには天日干し

NEWSポストセブン / 2019年4月16日 16時0分

鍋の焦げの取り方。まずは重曹水を煮立たせるところから

 鍋の焦げの正体は、調理前の余熱不足や強火で加熱し続けたことによって、食材や油などに火が通りすぎてこびりついたもの。そのまま使うと料理に苦味が出てしまうこともあるため、鍋は常に焦げのない状態にしたいものだ。家事代行サービス「CaSy」のベテランスタッフの松浦純子さんはこう語る。

「鍋には、ステンレスやアルミ、鉄などさまざまな材質があり、その種類ごとに焦げの取り方が変わります。鍋の焦げは、内側は主に食材が原因で、外側は料理中に跳ねた油や、加熱しすぎたり盛り付ける時に垂れた汁が原因です。どちらの焦げも、アルミと鉄以外のすべての鍋で重曹を使って分解し落とすことができます。また、炭化して真っ黒になった焦げは、天日干しでさらに炭化させて削り落とします」

 時間が経過した頑固な焦げを落とすのは案外手間がかかるため、日頃の汚れはすぐに洗い落とすようにし、鍋は常にきれいに保ちたい。

 茶色い焦げは、日常的な焦げつきが積み重なってこびりついた状態。外側と同じく、アルミ鍋、鉄鍋を除いて重曹で落とすことができる。アルミ鍋はお酢を使って重曹と同様のやり方で落とせるが、お酢は焦げと同じ酸性で効果が弱いため、きれいにするには数回繰り返す必要がある。

◆茶色い焦げは重曹でゆるめる

【1】重曹水を煮立たせて10分置く
焦げついた部分がつかる程度の水と、水1カップ(180cc)につき大さじ1の割合の重曹を入れ、煮立ったら火を止め10分置く。

【2】スポンジ等でこすり洗いをする
重曹水を捨て、やわらかいスポンジや布巾を使って軽くこすりながら、焦げを取り除く。

【3】水でよく洗い流す
鍋に水をため、手でかき混ぜるように何度か洗い、よく流して乾いた布巾で拭く。

 洗剤を含んだ細い鋼でできている市販のスチールウール製たわしも活躍。使い方は、軽くこすって水洗いするだけ。ただし、フッ素樹脂加工、アルミ、ホーロー製の鍋には使えない。

◆炭化した焦げは天日干しで乾燥させる

 日常的につく茶色い焦げを放置しておくと、それらが燃えて炭化し、真っ黒な焦げへと変化してしまう。炭化した焦げは層になって厚みが出ているため、重曹を使った方法では1回で落ちないことが多い。その場合は、天日干しをしてさらに炭化させ、パリパリに固めてから削り落とすのが効果的である。

【1】直射日光に当てる
ベランダなどの日の当たる屋外に、焦げついた部分に日光が直角に当たるよう、鍋底に物をかませて置く。

【2】焦げを乾燥させて取る
焦げの状態にもよるが、1~3日ほど天日干しをする。爪で落とせるくらいパリパリの状態になったら、ヘラなどで削り取る。

◆鉄鍋はからだきで焼き切る

 鉄鍋は熱伝導がよく丈夫で加工が剥げないため、からだきをして焦げを焼き切るのが有効。天日干しと同じく、焦げをさらに炭化させることで落としやすくなる。水分を使わないので、錆びる心配もない。

 コツは、強火にかけ、鍋近くの空気が温まって白い煙が見えるまでからだきすること。すぐに火を消し、フライ返しなどで焦げを取って水洗いをし、拭こう。

※女性セブン2019年4月25日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング