健康な骨に必要な日照量は人差し指に1日10分と医師解説

NEWSポストセブン / 2012年8月27日 7時1分

 50才を超えても30代にしか見えないと話題の医師、南雲吉則さん。驚異のアンチエイジングを自ら体現するナグモ先生が、家族の健康からダイエット法、美容術まで、あなたのあらゆる疑問にズバリお答えする。

【質問】
 最近、シミやしわが気になるようになりました。夏の紫外線がシミを作るという話を聞くけれど、子供には日光浴をさせたほうがいいとも聞きます…。日光と美容や健康の関係について教えてください!(すいかのたね・40才・パート)

【ナグモ先生の回答】
 日焼けって、昔は健康的なイメージがあったよね。陽に当たると骨が丈夫になるとかいわれて、日焼け具合を競う大会なんかもあった。でも、実は健康な骨に必要な日照量は、大人も子供も、1日に10分程度人差し指を陽に当てれば充分得られるんだよ。それ以上浴びると、体、特に肌を老化させてしまう。日焼けは、老化の最大の原因なんだ。

 肌を日焼けさせる紫外線には、波長の長さによって2種類ある。

 波長の長いものは“A波”。これは年間を通じて地表に降り注いでいて、肌の奥まで届く。浴びると、数時間で肌が黒くなってしまう“サンタン”を引き起こす。

 もうひとつ、波長の短い“B波”。こちらは冬の間はほとんど届かないんだけど、太陽の光が真上から差してくる夏は地上に届きやすく、特に午前10時から午後4時の間はとても強く降り注ぐ。浴びると直後に皮膚が赤くなる“サンバーン”を起こすんだ。

 さて、どちらが“善”でどちらが“悪”か…?――答えは、A波が“善”、B波が“悪”。 みんな、肌の奥まで届いて肌の色を黒くするA波のほうが“悪”だって思わなかった?

 でも実は違う。A波を浴びると、肌細胞を守るために、肌の表面にメラニン色素が広がって全体を覆ってくれる。そのために、肌は一時的に黒くなってしまうってわけ。でもこれは、数日で消えてしまう。A波は、奥まで届いても細胞への障害性は少ないんだ。

 一方B波のほうは、浴びてもすぐには肌が黒くならないし、肌の奥まで届かないから体への影響が少なく思えるんだけど、肌をいわゆる“やけど”と同じ状態にするんだ。だから、肌が赤くなった後、体質によっては水ぶくれになってしまう人もいる。さらにそれがシミになり、やがて皮膚細胞の遺伝子を傷つけて肌を老化させたり、皮膚がんの原因になったりすることもあるんだよ。

※女性セブン2012年9月6日号



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