8月19日の尖閣上陸日本人メンバー 山頂付近に日の丸掲げた

NEWSポストセブン / 2012年8月28日 7時0分

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尖閣諸島・魚釣島山頂付近にはためく「決死の日の丸」

 魚釣島の最高峰・奈良原岳(362m)の山頂付近に日の丸が見える。岩肌が剥き出しになったこの場所は、誰もが簡単に到達できる場所ではない。いったい、誰が――。

 国旗が掲げられたのは、尖閣諸島に日本人10名が上陸した8月19日。海保関係者が明かす。

「メンバーの1人が山頂に国旗を据えてきたのです。その後、他の9名の上陸とタイミングを合わせて下山し、一緒に船に帰ったようです」

 命懸けの登山を敢行したのは、元海上自衛隊員で、2001年創設の特殊部隊の先任小隊長を務めた経歴を持つ伊藤祐靖氏。

「途中、野生化した山羊に行く手を阻まれ、全長2mほどの臭蛇の悪臭に妨害されながらも、約1時間半かけて辿りつきました」

 行動の動機は何か。

「日本領であるという強い意志を示すためには、あの絶壁に国旗を掲げたいと考えていた。国家として強い決意を示そうとしない日本政府への抗議の意味でもあります」

 中国側の活動家は10月にも再上陸を計画しているといわれるが、彼らにあの断崖を登る勇気があるとは思えない。中国大陸から吹く海風を受けて、今日も日の丸は雄々しくはためいている。

撮影■山本皓一(報道写真家)

※週刊ポスト2012年9月7日号



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