乳がん公表の美智子さま 全身激痛の中で乗り越えた改元

NEWSポストセブン / 2019年8月24日 16時0分

女性の罹患率トップのがんが美智子さまも蝕む(撮影/JMPA)

 魔の2週間──がんを宣告されてからの14日間を、医療関係者はそう呼ぶ。多くの人は「死」を身近に実感し、不安と恐怖に苛まれる。その期間は、うつ病にかかるリスクが最も高まるとされる。

 宮内庁は8月9日夕刻、美智子さまの左胸に乳がんが見つかったと発表した。美智子さまががん宣告を受けられたのは、その日の朝だった。

「美智子さまは上皇陛下と一緒に診断結果をお聞きになられました。すでに左胸の腫瘍に悪性を疑わせる所見があり、針生検による組織検査も行っていたので、おおよそのご覚悟はされていたでしょう。

 いくら心の準備をしていても、多くの患者は強いショックを受けるものです。ただ、美智子さまは非常に冷静なご様子で、早期発見をした医師への感謝の言葉を述べられ、病気や治療法について、いくつかの質問をされたそうです」(宮内庁関係者)

 美智子さまは朝の散策やピアノのレッスンを続けられ、今も以前と変わらない日々を過ごされているという──。

◆精密検査直前のお姿

 平成から令和へと変わり、上皇后となられた美智子さま。4月30日、皇居・松の間で行われた「退位礼正殿の儀」では、ある異変が見られた。

「儀式を終え、上皇陛下に続いて退出口へと歩き始めた時、前を行く陛下が、ゆっくりと歩かれる美智子さまの方をおもむろに振り向かれ、手をさしのべられたのです。実はその日は、美智子さまは全身に激痛を感じ、歩くのもままならない状態でした。しかし、儀式をつつがなく終えるために痛みに耐え、その日を乗り越えられたのでしょう」(皇室記者)

 御代がわり以降、美智子さまは実際に幾度も体調を崩された。6月の検査では中度の心臓の弁の逆流症や不整脈の所見も認められた。同月には白内障の手術を2度にわたって受けられた。現在は体重が激減し、体力の低下も見られるという。

 美智子さまは8月2日、宮内庁病院にて悪性が疑われる左胸の腫瘍の精密検査を受けられた。その直前、美智子さまのお姿を見た関係者が語る。

「もともと色白のお顔がいつも以上に白く、顔色が優れないように感じました。また、一目でわかるほどに、右足を引きずられていた。皇后時代の公務では見たことのない、歩きやすいパンプスを履き、お体への負担を少なくしようとされているようでした」

 次第にお体の軋みが明らかとなってきた美智子さま。ただ、皇后時代にはご健康だったというわけではない。

「美智子さまはもともと、心臓や目のご病気を抱えながら公務に臨んでこられました。それでも、ご自分のお体よりも公務を優先され、退位まで治療を先延ばしにしてこられたんです」(皇室ジャーナリスト)

 7月12日、乳腺の超音波(エコー)検査で胸に腫瘤が見つかった後、精密検査が行われ、乳がんが見つかった。ステージ(進行度)は未公表だが、比較的早期の発見で、転移の可能性は低いとみられる。

 手術は8月下旬の長野県軽井沢町や群馬県草津町での静養で体力の回復を図った後に、臨まれることになる。

※女性セブン2019年9月5日号

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