ベンツBクラスがイメチェン ライバルが古臭く見えるほど進化

NEWSポストセブン / 2019年8月24日 7時0分

メルセデス・ベンツ新型「Bクラス」

 メルセデス・ベンツのコンパクトモデルである「Bクラス」がフルモデルチェンジとなり、新型モデルが6月より発売されている。新しくなったBクラスはどのようなクルマで、そもそもBクラスの存在意義はどこにあるのか──。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏が試乗レポートする。

 * * *
 メルセデス・ベンツの乗用車系ラインナップは、小さいほうから大きいほうに向けて、「Aクラス」「Bクラス」「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」とあります。もともとは、比較的コンパクトなCクラス、ミドルセダンのEクラス、そしてフラッグシップのSクラスというラインナップがあり、後になってAクラスとBクラスが追加されました。

 ちなみにAクラスは、欧州車でいえばフォルクスワーゲンの「ゴルフ」、日本車でいえば最新のトヨタ「カローラ・スポーツ」というサイズ感です。ただし、プレミアム性はまったく違い、もちろんAクラスの方が断然高額になっています。

 今回、紹介するBクラスは、2005年にAクラスの派生モデルとして誕生しました。そのため、サイズ感はAクラスとBクラスでほとんど変わりません。では何が違うかといえば、背の高さです。Bクラスは背が高い分、室内が広々としているのです。

 つまり、メルセデス・ベンツのエントリーモデルであるAクラスを、より実用的にしたのがBクラスでした。

 Bクラスのメインターゲットは、ずばりヤング・ファミリー層で、この狙いがヒットします。それを見たライバルであるBMWも、2014年に同じコンセプトとなる「2シリーズ」を販売。メルセデス・ベンツとBMWという2大プレミアムブランドがモデルを用意したことで、このジャンルはすっかり定着したと言っていいでしょう。

◆MBUXにクールなルックスが特徴

 そんなプレミアム・コンパクトの実用モデルであるBクラスが新しくなりました。今度のモデルは第三世代です。中身は、昨年秋に日本でも発売されたばかりの新型Aクラスと同じ。話題は、新開発された対話型インフォテインメントシステムMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載したことです。

 これは「エクスペリエンス(体験)」と名のつく通り、斬新なものです。メーターは完全なるモニター状になり、「ハイ! メルセデス」と声をかければ、スマート・スピーカーやスマートフォンのように、対話形式で操作ができるようになります。BMWも同じような機能を搭載し始めていますが、Bクラスのライバルである2シリーズは未搭載。ここで、大きな差がついています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング