カラオケ嫌いなら「のどぼとけスクワット」 肺炎予防に有効

NEWSポストセブン / 2019年9月28日 16時0分

カラオケは重病を遠ざける楽しい生活習慣

「肺炎」は、日本人の死因第3位。年間10万人が命を落とすこの病を防ぐためには「のど」を鍛えることが重要だ。対策は至ってシンプル。「声帯を使う」ことこそ非常に有効な予防法なのだという。つまりカラオケである。

 ただ、張り切り過ぎてマイクを離さないのもNGだ。

「2~3時間連続で歌ったり無理に大声を出したりすると、のどの粘膜内で血液の循環障害や出血が起こり、声帯に“カラオケポリープ”ができる怖れがあります。最低でも1時間のうち10分程度は休憩して、のどを休めましょう」(山王病院国際医療福祉大学東京ボイスセンター・センター長の渡邊雄介医師)

 お酒を飲みながら歌う場合も注意したい。

「飲酒すると血管が拡張して声帯が柔らかくなり、声が出やすくなります。気分も高揚して長時間、大声でのどに負担をかける歌い方になりやすく、のどを痛めるリスクが高い。深酒と熱唱の組み合わせは極力控えましょう」(渡邊医師)

「どうも歌は苦手で……」という人にお勧めなのは「のどぼとけスクワット」だ。

「高い音と低い音を交互に発音することで、喉頭挙上筋群を鍛えます。演劇部員がよくやる『ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ』の発音で、『ア・イ・エ』でできるだけ大きく高い声をはっきり出し、『ウ・オ』ではできるだけ低い声を大きくはっきり発すれば、のどぼとけが大きく上下に動きます。高低差を意識するとより効果的です」(西山耳鼻咽喉科医院理事長の西山耕一郎医師)

 いくつになっても、のどのトレーニングを始めるのは遅くない。

「嚥下力が低下した90代の男性が歌うことを習慣にしたら、飲み込む力が回復した事例があります。とくに定年後の男性は人と会う機会が少なく会話が減って、喉頭挙上筋群が衰えるケースが目立ちますが、のどの筋肉は自分で動かせるうちに動かして鍛えることが重要です」(西山医師)

 元気なうちにレッツ・シング!

※週刊ポスト2019年10月4日号

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