ハロウィンジャンボ 消費増税年の調査で見る「強運売り場」

NEWSポストセブン / 2019年10月2日 7時0分

 都道府県で見ると、東京、神奈川、京都、広島、福岡など大都市圏が強い。東京は1989年に前年の131本から156本へと大幅に伸ばし、神奈川も16本が28本に増えた。地方では石川、愛媛あたりの成績がいい」

 別掲の表は山口氏が挙げた〈消費増税に強い売り場10〉だ。「過去3回の消費増税の年に高額当せんを多く出したエリアで、特にいまツキが集まっている売り場をリストアップした」(山口氏)ものである。

 まず、東北地方では山形に注目する。

「いま日本で一番ツイている県です。昨年は億当たりがなかったのですが、今年2月のバレンタインジャンボで1等を出すと、ドリーム、サマーでも1等を出した。今年、3回連続でジャンボの1等を出している都道府県は東京と山形だけです」(同前)

 県内で特にイチ押しなのがイオンモール山形南の専門店街北側入口にある山形南イオンCCだという。今年のバレンタインジャンボで1等・前後賞3億円を出し、県内3連続1等の初陣を飾った売り場だ。

 東京では、億当たり日本一の西銀座CCなど有名売り場が多いが、山口氏がとりわけ注目するのは池袋東口西武線駅構内売場である。

「1945年の最初の宝くじから販売を続ける歴史ある売り場です。今年のサマージャンボで1等前後賞7億円を出すなど、大きなツキが集まっている」(同前)

 関西では増税の年に強いのが京都だ。

「注目は地下鉄烏丸線京都駅にある地下鉄京都CCでしょう。2000年以降、1億円以上の高額当せんの累計額が63億円。京都の玄関口の売り場として観光客にも人気があります。売り場には“万願寺一唐(等)辛子”のオブジェがあり、『幸運を招く』『御利益がある』と人気です」(同前)

◆“宗像の奇跡”が再び

 中国地方でズバ抜けて強いのが広島だ。1989年の1等当せん本数は前年の13本から16本と大きく伸ばした。広島県は今年のドリームジャンボでも1等・前後賞5億円を2本出している。

「そのうち1本が廿日市ゆめタウンCCから出ています。厳島を望む地元スーパーのゆめタウン廿日市の敷地内にあり、昨年11月に“招福しゃもじ”を店頭に置いたところ、ドリームジャンボで1等・前後賞5億円が出た。宝くじファンはこぞって、しゃもじに宝くじをスリスリしています」(同前)

 九州では福岡だ。5%に増税された1997年は東京、大阪、愛知に続いて4番目に1等の本数が多かった。今年のサマージャンボで1等を2本出している。

「福岡県宗像市の宗像サンリブCCでは、地元の沖ノ島の世界遺産登録(2017年)と前後してサマージャンボミニの1等が連続して出て、“宗像の奇跡”と呼ばれたが、今年もサマージャンボの1等・前後賞7億円とサマージャンボミニ1等・後賞4000万円が同時に出た。消費増税の年に強い福岡で、再び“宗像の奇跡”が起きそうな予感です」(同前)

 宝くじは当たるモノではなく当てるモノ。努力なくして幸運なし――増税に負けないように、ツキの集まる売り場で勝負してみては。

※週刊ポスト2019年10月11日号

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