巨人ベンチ内に不穏な空気 コーチ陣、小林、菅野らに軋轢も

NEWSポストセブン / 2019年10月21日 16時0分

原監督は就任1年目で日本一を目指す(時事通信フォト)

 2000年以来となった巨人対ソフトバンクの日本シリーズ。19年前、原辰徳・監督はヘッドコーチとして、工藤公康・監督は投手として、どちらも巨人に在籍していた。時は流れ、2人は押しも押されもせぬ名将となり相見えたが、両チームのベンチ内ではどうやら不穏な空気が流れている。

 原監督にとって自身4度目となる日本一を目指す戦いの直前、鈴木尚広・一軍外野守備走塁コーチが「一身上の都合」として退団することが発表された。

 週刊新潮に写真付きで報じられたダブル不倫疑惑が理由と見られているが、本誌・週刊ポストでは2016年1月29日号で、鈴木の妻との離婚トラブルを報じていた。今回の報道はその後日談として報じられたものだった。巨人番記者が言う。

「今シーズンからの鈴木氏のコーチ就任は“走塁のスペシャリスト”としての実績を高く評価した原監督直々の指名だったが、一方では私生活のスキャンダルを心配する声もあった。

 確かに盗塁数は去年より22増えたが、それは原監督が“走って相手にプレッシャーをかけろ”と選手に自らハッパをかけたから。そんな中で“案の定”のスキャンダル発覚ですから、“原監督は何であんなのを連れてきたんだ”との声も出ている」

 就任1年目からリーグ優勝を成し遂げた原監督だが、その他のコーチとの関係も円滑とは言えないようだ。

「優勝しても空気は重い。コーチ陣は原監督の顔色を常にうかがっている。ヤクルトを退団した石井琢朗氏が招聘されるという噂もあり、引退した阿部慎之助(40)の入閣も既定路線。これまでにすでにファームで6人のコーチが退団になっており、“尚広の次に去るのは誰だ”と、コーチ陣は日本シリーズの結果より自分たちの進退が気になっている」

 巨人の長年の懸案「正捕手問題」も意外な展開を見せている。シーズン序盤から炭谷銀仁朗(32)、小林誠司(30)、大城卓三(26)の併用が続いたが、終盤になって重要な試合での起用が多くなったのが若手の大城だ。

 ヤクルト、巨人、阪神で4番を任された野球評論家の広澤克実氏が言う。

「ここに来て大城が頭一つ抜け出した。CS阪神戦の第4戦、6回表同点で無死一、二塁という絶体絶命のピンチを、大竹寛(36)を上手くリードして切り抜けた。来シーズン、小林を差し置いて大城が正捕手に座る可能性もある」

 しかし若手の台頭はチーム内に軋轢を招きかねないようだ。巨人番記者が言う。

「今季の大城は一塁手と捕手でフル回転。原監督から打撃力を買われ“阿部慎之助2世になり得る存在”と目をかけられている。

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