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PSY「東洋人が変なことをしている」という好奇の目からヒット

NEWSポストセブン / 2012年10月5日 16時0分

 アメリカのビルボード「HOT100」チャート2位(10月6日付)、イギリスの音楽チャートでも1位を記録した、韓国人歌手PSYの『江南スタイル』。ミュージックビデオのYouTubeでの再生回数も3億回を超え、世界中に注目されている。では、どうしてこの曲がこんなにも世界でヒットしたのだろうか。韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨さんはこう説明する。

「YouTubeの時代になって、音楽は聴くものから見て体感するものに変わってきました。『江南スタイル』の大ヒットは、シュールな映像とキャッチーな馬ダンスが世界中の人を虜にしたんでしょう。アメリカ人にとっては、江南(ソウルにあるリッチでおしゃれなエリア)のことも知らないだろうし、韓国語の歌詞だって理解できない。つまり、詞も曲もどうでもよくて、ただおもしろいんだと思います。かつて世界を席巻した“マカレナ”や“マイアヒ”のヒットと同じ要素を持っています」

 PSYと同じく、これまでにもアジアのアーティストがアメリカのビルボードチャートを揺るがせたことがあった。故・坂本九さん(享年43)の『上を向いて歩こう』だ。

「1963年のことです。ビルボードでは3週連続1位を獲得し、米国内では100万枚超のセールスとなりました。ただ、タイトルは『SUKIYAKI』。もちろん楽曲自体も高く評価されましたが、このタイトルには、ある意味、日本人に対しての偏見のようなものがあったと思います。

 時代は変わりましたが、PSYが注目されたのは、“東洋人が変なことをしているぞ”というような好奇の目が始まりだった。そんなたくさんの目が、空前の大ヒットを生んだという側面があると思います」(音楽業界関係者)

※女性セブン2012年10月18日号



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