原辰徳監督 江柄子投手を「エガシラ君」と呼び落ち込ませる

NEWSポストセブン / 2012年10月10日 16時0分

 巨人監督として、長嶋茂雄氏に並ぶ5度の優勝を果たした原辰徳監督。優勝決定の瞬間の言葉は「ありがとうございます」だった。
 
 この意味について後日、原監督はこう語っている。
 
「ありがとうを漢字で書くと“有難う”。難しいことが有ったからうまくいった」
 
 本来の意味(「有る」ことが「難い」、つまり稀なことを喜ぶ気持ちから感謝の意になったとされる)とは違う婉曲的なものだったのだが、「これはかなりマシな方。今季は本当に何をいっているのか、理解に苦しむことが多かった」と語るのは、巨人担当記者の一人だ。
 
 迷言が増え始めたのは、交流戦期間中のこと。
 
 甲子園室内練習場で合同練習が行なわれ、原監督はマンツーマンで40分間、2年目の藤村大介を熱血指導した。終わったあとで、手ごたえを訊ねられた際、こんな言葉を残している。
 
「“いろは”の“に”だね」
 
 記者たちが一斉に首をひねったのはいうまでもない。
 
「基本(いろは)はできていて、次の段階(に)が問題だ、ということなんだろうが、もっと別の言い方があると思う」(前出の記者)
 
 夏場も迷言は止まらない。
 
「8月、寺内の好走塁に対し、試合後の囲み取材で、“高級なスライディングでしたね”と発言したこともあります。もはや記者は誰も突っ込みませんでしたが(笑い)」(前出の記者)
 
 こうした迷言は長嶋氏の専売特許だったが、実績が並ぶと言動も“師匠”に似てくるのだろうか。かつての長嶋氏を彷彿とさせる事件も起きている。“被害”に遭ったのは、ルーキー・江柄子裕樹だった。
 
 初昇格し、監督室に挨拶に出向いた江柄子。原監督は真顔でこう語ったという。
 
「エガシラ君か、期待しているぞ」
 
 おそらく彼の人生で何度かいわれたことがあるだろうが、尊敬していた指揮官から芸人・江頭2:50を連想させる名前間違いをされたことは、若き投手を大層落ち込ませた。

※週刊ポスト2012年10月19日号



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