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『アイアンシェフ』の新鉄人選びにプロデューサー苦労した

NEWSポストセブン / 2012年11月11日 7時0分

 13年ぶりに復活した“料理の鉄人”『アイアンシェフ』(フジテレビ系)。2代目主宰に迎えられた玉木宏をかつての鹿賀丈史と、新たな「アイアンシェフ」を元祖・鉄人と比べて楽しんだファンも多いだろう。しかしリニューアルに当たって、制作スタッフたちにも相当なプレッシャーがあったという。

 番組プロデューサーになった山本布美江さん(37才)が言う。

「『料理の鉄人』のイメージがいまだにみなさんの記憶に鮮烈に残っているので、いいところは残しつつ、どうやって進化させようか、いろいろ悩みました。中でも悩んだのは誰をアイアンシェフに選ぶかということ。前回の鉄人は個性が強くてキャラクターが立っていて、しかも料理の腕前がよかったですから。

 今は、ミシュランや食べログ、ぐるなびなど、みなさんが自分でレストランを評価して楽しむ時代になっていますから、レストランの格や料理のおいしさなどもわかるわけです。もちろん、いきなり食材を言い渡されて、毎回いろんなバリエーションのものをその場でいきなり作るのは大変な作業ですから、高い技術を持っていなければいけませんからね。視聴者にアイアンシェフとして納得してもらえるような料理人を探す作業は、収録直前まで続きました」

 山本さんをはじめとするスタッフたちは、フードライター、料理学校の教師など、優れた料理人を知っていそうな人々に声をかけて候補者を選んだ。実際にその店に出向き、料理人が出す料理の味を自分の舌でも確かめたという。

「どのお店も人気店ばかりですから、そもそもお店を予約するところからひと苦労。時間ばかりが過ぎて毎日ヒヤヒヤしていました」(山本さん)

 そうして選ばれた3人は、「料理界に詳しい人でも皆が納得できる人に決まった」と山本さんは胸を張る。

 和食は、黒木純さん(34才)。東京・湯島で『くろぎ』を構える若き料理人で、半年先まで予約でいっぱいという人気店の店主だ。初代和の鉄人・道場六三郎さんは黒木さんについて次のように話す。

「黒木さんはあの年齢にしては包丁さばきがしっかりしている。あとは食べやすくするのも仕事のうち。口に入れた時に、ちょっと噛み切れなかったらダメなんです」

 中華のシェフは、13年前に鉄人・陳建一さん(56才)を倒し、次なる鉄人に内定していたものの、番組の放送終了で幻となった、『トゥーランドット臥龍居』の総料理長、脇屋友詞さん(54才)。陳さんは脇谷さんをこう話す。

「脇屋くんは勉強家で、百戦錬磨のつわものです。フレンチもイタリアンも和食も、いろんなジャンルに精通していて、全部中華に取り入れて、自分の世界にしてきた」

 そして、フレンチのシェフは、世界のモダンフレンチをけん引する巨匠、ジョエル・ロブションさん(67才)が絶大な信頼をおき、世界展開の先鋒として活躍する須賀洋介さん(35才)だ。

 道場さんは「須賀さんは非常にフットワーク、つまり段取りがよかった。ロブションが海外店をオープンする時に必ず彼が行って店開きをするから、こういう戦いの場に慣れている」と話す。

 そして、あと1枠は今後、ノミニー(候補者)の中から選ぶという形式になっている。

※女性セブン2012年11月22日号



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