吉田豪×宍戸錠 北海道の最果ての旅館で“逆夜這い”の夜

NEWSポストセブン / 2012年11月15日 7時0分

 日活時代、ハードボイルドスターとして名を馳せた宍戸錠氏(78)には、多くの女性がアプローチをかけてきた。各ロケ地では、界隈の女性が群がり夜も眠れなかったとか。それは北海道の僻地でも同じだったよう。盟友の二谷英明氏らとの思い出深い一夜を振り返ってくれた。

『メルマガNEWSポストセブンVol.39』に掲載されたプロインタビュアー吉田豪氏による珠玉のインタビューの一部を公開する。

 * * *
──日活の仲間、たとえば二谷英明さんとかとはよく一緒に遊んでたみたいですね。

宍戸:英明さんと(小林)旭は同期なんですよ。で、英明さんは一番年上で。

──もともとアナウンサーのキャリアがあって。

宍戸:あれはアナウンサーって言ってるけど、ホントは佐世保の進駐軍の英語のオペレーターだったんです。長崎放送にいたかどうかっていうのはハッキリはわからないの。

──ダハハハハ! そうだったんですか!

宍戸:って俺は疑ってる(笑)。

──ダハハハハ! 二谷さんって、すごい真面目なイメージがあったんですけど…。

宍戸:女性を口説くことに関しては、あいつにかなうヤツはいねえよ(笑)。

──ダハハハハ! 宍戸さんよりですか!

宍戸:俺なんかチャチなもんだよ。三位じゃない。1331人? この野郎っていうぐらいのもんだよ! 裕次郎が怪我して、赤木(圭一郎)が死んでっていうときに、俺たちが一緒に地方ロケに行ったことがあるんですよ。夜、北海道の納沙布岬の北方四島が一番見えるっていう、その旅館の前にキャバレーがあるんですよ、一つ。そこの女の子たちが毎日日替わりで必ず来るんです。泊まってた旅館の戸は鍵付きのドアじゃないから。

──簡単に入ってこられちゃうわけですよね。

宍戸:旅館だから襖にほうきを立てたって無理だよね。だから、寝てるとなんかナイロンの靴下のくせえにおいがするな、おい。なんだろうなって、目をバッと開けると女の子が5、6人ぐらいいる。「えっ、何しに来たの、おまえら?」「見に来たの」「見た?」「見た」「裸も見る?」。

──ダハハハハ! そこでその質問(笑)。

宍戸:「うん、見たい」「よーし、俺も見てえから。いまみんなに電話する。っていうことはヤッてもいいんだな?」「いい」「みんな日活の野郎ってチーケー(ケチ)だから、金持ちはいないから」「そんなんじゃない、俳優さんと一緒にいられるっていうだけで、うれしい」「わかった。(電話して)おい、たー坊(川地民夫)、空いてるかい? いま来てるけど、ヤるぜ。ヤる場所決めろよ」とかね。英明さんはまずヤるよね。向こうが5人いたら俺たちも5人揃えるから。まだ大浴場のお湯を流してるか流してねえかってわかんねえけど、流してねえってわかったら、そこで洗いっこしようぜとか言って、それで俺が一番いい子を最初に決めちゃうの(笑)。あとは持っていけっていうようなことが日常茶飯事で。

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