アイドル熱愛でファンがアンチ化する心理、香山リカ氏解説

NEWSポストセブン / 2020年3月7日 16時0分

“ホストの囁き”と似た効果も?(イラスト/白ふくろう舎)

 令和初の冬は芸能ニュースが花盛り。昨年11月の嵐・二宮和也(36才)の電撃結婚発表に始まって、今年もまだ3か月しか経っていないのに櫻井翔(38才)のベトナム婚前旅行のスクープ、東出昌大(32才)と唐田えりか(22才)の不倫、韓国ではチャンミン(東方神起・32才)の熱愛、ヒチョル(SUPER JUNIOR・36才)とモモ(TWICE・23才)の熱愛発覚、チェン(EXO・27才)の結婚など、出るわ出るわ。そのたびにファンの心はかき乱されてる…つらっ! そこで、ニノファン歴15年の女性セブンの記者・よし子が、熱愛スクープに振り回されないための方法を専門家に聞きました。

【プロフィール】
精神科医・香山リカさん/精神科医・立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を生かした毎日新聞の長期連載コラムやエッセイなどの著書多数。近著は『オジサンはなぜカン違いするのか』(廣済堂出版)。

女性セブン記者・よし子/記者歴30年の52才。会社員の夫と大学生の息子との3人暮らし。趣味は嵐の追っかけと飲酒。座右の銘は、「転んでもただでは起きぬ」。

よし子:香山先生、私、深夜にSNSでニノの悪口を読んで、「いいね!」とか押したくなるんですが、こんなふうにファンがアンチ化してしまうのはどういう心理なのですか?

香山:自己責任で好きになったわけで、二宮さんの結婚でプライドが傷ついていても、費やした時間やお金は誰も補償してくれないのはわかっている。ですが、人はそういう状況になると、傷つけられたものを取り戻したい気持ちで、必要以上に傷つけられたと感じたり、その人に執着してしまうんです。

 時間が経てば、ある程度は落ち着きますから、SNSに悪口を書き込むとか、事務所に押しかけていくとか、極端な行動に走るのはやめた方がいいですね。冷静になったときに後悔する結果になるので。ところで、同じ二宮さんファンのお友達と慰め合ったりはしないのですか?

よし子:私、“同担(推しが同じこと)”、無理なんです。ライブの当落を聞かれたり、私よりいい席が当たったことをマウントされるのが本当に嫌で…。

香山:あら、それはホストの手口と同じだわ! ホストクラブって、最初はたいてい好奇心で友達と一緒に行くでしょ? でも帰り際に、「今度はひとりで来てねって」ってホストが耳元でささやくんですって。自分にハマってもらうには、ひとりで来させることが鍵となるそうで、こういう場合、ひとりっていうのは本当に危ないんです。

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