医師は「人間ドック」を受けているか 20人調査の結果は…

NEWSポストセブン / 2020年3月21日 7時0分

医者は健康診断を受けているのか

“命を守るプロ”である医師たちは、自身の健康を保つため、どのように検査を受けているのか──。本誌・週刊ポストは20人の現役医師に12問のアンケート調査を実施した。そのうち、人間ドックに関する4つの問いへの回答結果(別掲グラフ参照)を紹介する。

【Q4】何年に1回人間ドックを受けていますか?
【Q5】人間ドックは何歳から受け始めましたか?
【Q6】脳ドックは受けていますか?
【Q7】大腸内視鏡は受けていますか?

【Q4】「人間ドック」については、毎年受けている医師はわずか15%にとどまり、「受けない」が60%となった。その理由については、

「肝臓に持病があることがわかっているので、検査を選んで受けている。パッケージで受ける必要はない」(ナビタスクリニック川崎の谷本哲也医師)

 といった声があがった一方、「2年に1回受けている」というのは、神奈川歯科大学附属病院高齢者内科の眞鍋雄太医師。

「実父が胃がんで亡くなっていることと、自身が脳神経系を専門としているので、胃がん・脳卒中に関しては早期発見、早期治療の重要性が身に沁みてわかっているから」

 脳ドック【Q6】についても「受けない」が45%で最多だったが、頻度は異なるものの「受けている」派も40%いた。

「毎年受けてもいいが、異常がなければ受ける必要はない。節目ごとに受ける程度の頻度で十分です」(「2~3年に1回」と回答した秋津医院院長の秋津壽男医師)

【Q7】の大腸内視鏡については、頻度には差があるものの、50%が「受けている」、25%が「受けていないが将来は受けたい」と答えた。

「私自身5年ほど前に受けました。40歳を過ぎたら一度はやっておくといい。そこでポリープなどが見つかるケースは多く、その段階で取っておけば安心。毎年やるかどうかは個人差があり、がん家系でなければ5年とか10年に1回の割合でいいのでは」(谷本医師)

「受けたい」とする医師の中にはこんな意見も。

「20歳のころに胃の内視鏡検査を受けたのですが、良い思い出がなく、それ以降は大腸内視鏡も含め敬遠してしまっている。CTと腫瘍マーカーを受けて代替していますが、この2つでは早期のがんを見つけにくい。受けてはいないが、将来は受けてみたい」(霞クリニック院長の北村直幸医師)

※週刊ポスト2020年3月27日号

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