「孤独死」桜井センリさん 人とのかかわり得意ではなかった

NEWSポストセブン / 2012年11月17日 16時0分

「クレージーキャッツ」のメンバーで俳優の桜井センリさん(享年86)が都内の自宅で亡くなった。

 11月11日、近所住民から桜井さんの自宅郵便受けに新聞がたまっているという110番通報があり、駆けつけた警察官が桜井さんの遺体を発見した。独り暮らしの“孤独死”だった。これで7人いたクレージーキャッツのメンバーで存命なのは、犬塚弘(83才)のみとなってしまった。

 桜井さんは、1967年4月に元宝塚女優と結婚、都内の一戸建てで桜井さんの実母と3人暮らしを始めたが、すれ違いが原因で4年半後に別居。1977年離婚、その後は独身を貫いた。

 物腰がやわらかいことで知られていた桜井さんだが、実は、人とかかわり合うのが得意ではなかった。かつて雑誌のインタビューではこう答えていた。

<家に帰るとホッとします。だから、たばこも外ですうだけ。家では一本もすわない。おちついていられるからすう必要がない>

 他人と一緒に食事に行っても、緊張していつもの半分しか食べられないことも多かったという。そんな桜井さんが唯一、心を許したのが母親だった。離婚後は、再び母子で暮らし始めたというが、その母もしばらくして亡くなってしまった。

 最近では公の場に姿を見せることもほとんどなく、近所では電動車いすで買い物に出かける姿が目撃されていた。桜井さんの自宅からは大好きなジャズがよく聴こえてきたという。だが今、そこからは、何も聴こえてこない。

※女性セブン2012年11月29日・12月6日号



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